翌日、午前中からメールが。昨日割と夜更かししたのに早いなぁ。
「おはよ♪今ドコモショップ行って来た。で、修理してもらうことにしたよ。
代替の携帯借りたから少し安心。
今日雨強いと思ったけどまだ酷くないね。今夜の方が強いみたいだ。
Tの方はもう強い?酷くならない内に髪切ってくるね。またメールするね。」
「こっちはもうかなりだなぁ・・・雨いやん。
どうせ出歩けないならとお昼からゆっくりお風呂に入っちゃった。すっきり。
いまから風が強いみたいだねぇ、静岡上陸だし。明日ゴミの日なのになぁ。
暇だし今からおやつにチーズケーキ焼くつもり。
早く携帯直るといいなぁ・・・。」
台風の備えをしつつ、休日を満喫。夜に電話が来る。
「うー、また寝腐ってしまった・・・ケーキ美味しく出来た?」
うん、でもね、途中で停電しちゃって・・・ほうじ茶のにも挑戦してたのになぁ
「え?ほうじ茶?」
うん、身体にいいらしいよ?
「ほほー、俺お茶あんまり飲まないからなぁ」
そっか。漢方薬治療中なんだけど、そこのお医者様のお勧めでね。
なんて話していると、お友達のMちゃんが来て拉致られるというので一旦切り。
無理してかけなくてもいいからね?と見送り。友達は大事にして欲しいし。
「ばか、暇になったら必ずするよ。Tの為だし何より俺の為でもあるんだからさ。」
その台詞だけで十分なのに、ちゃんと帰宅して寝る前に電話をくれた。
声を聞いて安心して眠った。
久しぶりに電話です。
「ただいまー」
お帰り〜♪
「携帯の液晶壊れた・・・」
えええ!?
「明日DOCOMOショップ行って来るよ」
いったいなにしたん?
「いやぁ、ガレージで車みてたら工具落とした・・・あはは(汗)」
そりゃ壊れるわ。うーん、早く直るといいね。
「うん・・・メルみれないのがつらいよ」
明日台風直撃なのに平気?
「ん、台風のおかげで仕事やすみになってたし、さっさと行って直して来るよ」
早めに行って来てね?大きい台風みたいだしさ。
「風呂入ってくる。出たらお休み電話するよ。」
しかしびっくり。
明日やすみになったし、峠にでも行って来るかなぁって整備してたんだろうけど。
まぁ怪我よりは何倍もいいですし。
私も寝る支度整えて、真っ暗な中電話を待つ。
「ふー、何時でも寝られる」
こっちもだよ。
「そっか。じゃ一緒におやすみだね♪」
うん!おやすみなさい。
久しぶりにあの夏の日の夢を見た。
■2004/10/08 (金)
無理なものは無理なんだってば |
努力はしてみる・・・
「そうこなくっちゃ。特別な日だもんな。」
特別、を意識してくれる人でよかったなぁって気持ちが半分。
もう半分は複雑な気分です。
ほんと何着よう・・・男のロマンとまで言われてしまうと手は抜けないし。
その後もNの服装に関するリクエストは続いたのでした。
でもね、Nの外見とそれは隣り合わせで歩くのにあわないきがするんだよね。
例えて言うなら、ロックなお兄さんと良家のお嬢様みたいな。
(あ、私がお嬢様って訳じゃ全然ないです。求めるファッションだけね。
もっと言うと私には似合わないかと思われます・汗)
まぁ、でも当日までが一番楽しいんだよね、ってことで。
今日も結局夜更かししちゃったのでした。
おやすみなさい、を言った時間はとうに一時を過ぎていたのは秘密です。
いい夢が見られそうです。
少しづつ支度するぞ〜♪
久しぶりにチャットしたり。
「髪乾かしちゅー」
風邪引くからちゃんと乾かしてね?
「中が乾かないよー」
髪多いもんねぇ。
「禿げる心配だけはないぞ?」
ダンディーに白くなるんね(笑)
「少なくとも禿げるのは爺になってからだ」
今日も早寝?
「一時には寝る」
そっか、疲れてるもんね。
「んー、それもあるけどやる気の問題もある。」
ふむ
「なんて言うか・・・理解してないのにうんちくだけは一人前な奴ばっかでさ。
最近の客に疲れ気味。」
なるほど居るよねそう言う人・・・でもお客さんだしさ。
「常連さんでもないのに常連気取りとかな。調子に乗り過ぎだよ、はぁ。」
お互い苦労するねぇ、そう言うの。
ストレスもたまっちゃうっての。
「気晴らしに走りにいきたかったんだが週末雨か・・・」
うん、すっかり寒くなったよねぇ。
「布団あっためといてやろうか?(笑)」
できるんなら頼んでるって(笑)
「一緒居る時はあっためといてあげよう」
わーい、人肌だね。
寒い時は布団ではなるべく脱ぐほうが暖かいんだとか話す。
解ってても布団入る時が寒いんだよねぇ。布団乾燥機でも使うかなぁ。
「早く逢いたいね」
クリスマスだもんね
「ある意味今年のクリスマスが今までで一番クリスマスらしいかもしれん」
そうなの?
「おう、みんなで飲むとかさ、わいわいやることは多かったんだが」
私は家で、ってのが多いかなぁ。
24日に何食べようか?とか一緒に考える。それもまた楽しい。
23日はピザが食べたいってことなのでイタリアンかなぁ。
宿泊先はぎりぎりセーフだったらしく
「次の日見たら予約できなかったよ(笑)」
うわー、危なかったんだねぇ。何着て行こうかな?
「俺皮パンかなぁ。何かこぼしてもふけるしね」
こぼすの前提なんだ(笑)
「俺、そこつものやもん」
そなのかぁ。
「Tの中身楽しみにしておく」
中だけ?(笑)
「全部に決まってる。けど『特に』な。だってすぐにはみられないじゃん。」
ま、まぁね。
「ガーターつけて欲しいなぁー」
ええええ!?
「してくれたらスーツきてってやるよ?」
う・・・卑怯だゾ!
「男のロマンの為なら何とでも言え!(笑)」
■2004/10/08 (金)
今帰るよ、って嬉しいな |
最近、帰宅するとすぐ眠くなっちゃってだめだなぁ。
頑張っておきてて待っていたいんだけど。
おかげで日記も書けてない(汗)
うとうとしてたらメールでおきる。
今日はちゃんと起きて居ようって思ったのに!根性無さ過ぎだ>自分
「仕事終わったよ。今から帰宅するね。
今日暑かったぁ〜、でも気持ち良かったな。Tの方も暑かった?
家に着いたらまたメールするよ。」
仕事場からだ♪
気分の良い日はこうして仕事場からメールくれるんだよね。
ただいまメールも嬉しいけど、たまの今から帰るよメールはもっと嬉しかったり。
「お疲れ様!こっちは涼しいくらいかな。でも天気良かった♪
週末は台風直撃らしい。買い物行きたかった(涙)
でも我慢。雨で靴痛むのはいやだし・・・物欲にまけそう。今月は節約節約。
気持ちのいい一日でよかったね!安全運転で帰ってね〜♪」
帰宅して即レスくれたり。
「今帰ったよ〜。T、ご飯よろ、ってホームドラマみたいなこと言ってみた(笑)
今からお風呂行って来るね。一緒にはいるか?あはは、行って来るね♪」
お風呂あがりに見たのでほけーっとしつつレス。
「おかえり〜♪ふにゃあ、こっちもお風呂あがりでぼんやり中。
同時にはいってたって感じだね(笑)」
レス待ちしつつぼんやりしてた。
ふぅ、一日終えて帰宅して、のんびりしていると・・・ひぇぇぇ地震だぁ!
じ、地震だめなのよう(涙)
かなり大きく揺れたので落ちつくまで小さくなってて。
揺れは落ちついたものの気持ちは落ち着かないものでNに連絡してみる。
「ひぇぇ、のんびりしてたら地震(涙)うう、地震嫌いだ。
ただいまで、お帰りなさい。お仕事お疲れ様。」
メール打ったら少し落ちついた。
珍しくすぐレスくれたNに感謝。
「お帰り〜。T大丈夫??
ああ、抱きしめてあげたいなぁ・・・恐さ紛れるでしょ?
こっちも揺れてさ、危ないから仕事きり上げる事になったよ。
俺がついてるから安心してね。じゃ、帰宅します。」
揺れでなんか危なくなったのかなぁ(汗)流石に心配に。
「何かあったの?平気なの?
私はメール貰えて落ちついたよ。ありがとね。気をつけて帰ってね♪」
メール待ちつつうとうとしていると
「ただいまー♪」
とメールが。お帰りなさい。
「さっき帰ってきて晩御飯食べ終わったとこ。
今日ちょっと疲れたからお風呂はいって寝ちゃうね。
仕事は棚の下敷きになりそうになっただけ。押さえたから心配要らないよ。
夢にお邪魔するね(笑)おやすみ〜♪」
ちょっと目をそらしたりしてたら危なかったんじゃないの。
うう、無事でよかったよう。
疲れている、と言うしレスはしないで私もちゃんと寝ることに。
ありがとね、N。また明日。
さて、寝るかなって思ってたら電話が。
家に着いて落ちついたNからでした。
「ただいまぁ。声聞かないとなんか心配でさ。」
ごめんね、心配ばっかり掛けて・・・
「いいんだよ。頼ってくれる方が嬉しい。愚痴なら幾らでも聞くで?」
でのNも疲れてるんだし・・・
「大丈夫だよ。俺、体力だけはそこそこあるんだからさ。」
まだ病み上がりなんだから無理しないで。
「まぁね。今日晩飯作る気分にならなくってカップラーメンだしなぁ。」
あわわ、ちゃんと食べようよー。
「まぁ、無理はしないから安心してくれ。
たまにはカップめんも悪くないよ?俺あんまり食べないしね。」
何か作ってあげたいなぁ・・・
「あー、Tの料理食べたいなぁ。」
大した物は作れないよ?今日は肉じゃがだった。
「あー、好き好き!あーんってやってくれるともっと幸せ〜。」
ふふふ、そう言うの好きなんだ。いいよ、やったげる。
「Tにだからやってほしいんだ。俺が甘えられるのはTだけだから。
ほかの奴は俺がこんなやつだなんて思いもしないだろうしなぁ(笑)」
暮れに逢う時にやってあげるよ。
「俺も甘えるから、Tも甘えるんだよ?」
クリスマスは何食べようかとか考えておこうねって話して電話を切った。
悲しい寂しい気持ちが全くなくなったわけではない。
でも、それに捕われているのはきっと兄貴も望まない。
落ちついたら連絡するって、また出張とかで逢いにこられるって言ってたもんね。
逢えた時に笑って居たい。本当の意味で無くさない様に。
そう思えるのはNの為に笑っていたいって思えていること。
Nを無くさない為には?幸せにする為には?って。
私に出来る一番のことは笑って支えることだから。
兄貴に私は支えられてばかりだった。
妹だからってそれじゃいけないんだなって今なら思える。
今、兄貴は凄く辛いと思う。周りが見えないほどに。
落ちつくのを待つのも私に出来ることだ。支えられるなら愚痴を聞くのも。
一時的に切れても、一生切れるわけではない。
落ちつかせてくれてありがとう、N。
まだ寂しい時は弱音吐くかもだけど、こうして前向きに考えられるようになれたの
Nのおかげだから。
私も支えられるだけでないようになりたい。
明日も頑張ろう、と瞳を閉じる。おやすみ、N。
良く眠れて、仕事自体はきちんとできた。
でもやっぱり元気が無いらしくて周りに心配させてしまう。
早く元通り元気に騒げるようにならないとなぁ。
帰宅して今日の反省含めてNにメールする。
「お先にただいま。何とか終わったぁ。
だめだねぇ、顔に出ちゃってるらしくて仕事関係の人達に心配掛けてしまった。
社会人として失格だね。早く元に戻らないと。
人生一番長い付き合いの人だったからなんだろうな。ブラコンもあるけど。
仕事がなかったらもう東京に居る意味はないのかもしれない。
大事な友人がこの夏亡くなったりで何か続けてくるとだめだめだね。
自分は本当に弱いなって思う。先に少し寝てるね。起こしてくれていいから。」
本当はもう少し長いメールなんだけどちょっと割愛。
メールを打って少し眠りに逃げた。
メールの着信音で目が醒める。
「ただいま。起こしたらごめんよ。
今週雨酷いみたいだね、明日大雨らしいし。Tのほうはどう?
冷えるんだから体調管理には十分注意だよ。
Tのこと慰めてあげたいけど言葉が見つからない。もどかしい。
昨日も言ったけど、俺がTのこと支えてあげるよ、二人分。
離れていても気持ちは一緒なんだから。それを忘れないで。
それに後少しで逢えるんだから。その時は一杯俺に甘えてくれ。
俺はその全てを受けとめて見せるから。少しずつでいい、笑って見せてくれ。」
そうだな。兄貴は死んだ訳じゃない。また縁あれば逢えるんだから。
遠くてもNと繋がっているように、兄貴とも繋がっているって思おう。
前向きになれる力をくれるのは、いつでもNだ。
「お帰りなさい。起きちゃった(笑)
雨で帰るのに疲れて寝ちゃってた。ごめんね、Nはお仕事してるのに。
ちゃんと暖かくしてるよ。ご飯も食べてる。
解ってるんだ、どうしようもないって。兄貴が近くに居ないのは。
でもNが気持ちは繋がっているように、兄貴とも繋がっているって信じてみる。
愚痴っちゃってごめんなさい。そして支えてくれてありがとね。
Nが居なかったら寂しくて潰れちゃったと思う。
笑って迎えられなくてごめんなさい。一日、お疲れ様でした。」
明日は少し笑える気がする。
お返しに出来る事が余りに少ないのがもどかしい。
でも、Nとの絆は無くさない様に出来ることをしようって、そう思った。
■2004/10/05 (火)
二人分君を想うから |
日付が変わる頃、やっと仕事を終えたらしいNからレスが来た。
家に帰る前に書いてくれたらしい。
少しでも早く、とその気持ちが嬉しかった。
「大丈夫?そうか・・・本当に引っ越しちゃったのね。
俺、何ていっていいのか・・・
でも俺が言えるのは、俺は離れていてもず〜〜っとTのそばにいるよってこと。
距離は離れているけど俺の心は誰よりも君のそばにいるから安心して欲しい。
俺も寂しがりやだからTの気持ちよーく解るんだ。
俺もTと逢いたいよ。そしたら思いっきり抱きしめて安心させてやれるのに。
いい?俺は君のそばにいるし離れることはない。忘れないで欲しい。
仕事終わって今から帰宅だよ。寝る前に電話するね。」
「同じ遠距離仲間だったから気持ち解っていてくれたから・・・
ほかの友達は同じ市内ではないから気楽に遊びにいったりは出来ないし。
ごめんね、簡単に逢えなくなったってのが寂しいんだ。
まるで肉親を亡くした時のよう。気兼ねなく頼れる相手が居なくなったからね。
兄貴が近くにいたからここにいたけど、これでここに居る意味が半分になった。
仕事次第ではそっちに帰るかもしれない。Nの近くにいきたいし。
一日お疲れ様。こんなマイナスメール、疲れてるのにごめんね。
無理して電話しなくていいから、疲れてたらゆっくり休んでね。」
受けとめてくれる人がいる。それで半分は楽になった。
自分の体調が悪くなった時の不安はまだある。
でもそれよりも心の平穏の方が今は大切に思えた。
帰宅したNから電話が来た。
「少しは落ちついたかい?」
ん・・・あんまり。でも、電話で声聞いて少し落ちついたよ。
「そうか・・そうだよな。俺に出来る事ないかな?」
ううん、こうして聞いてくれる、気にかけてくれる、声聞かせてくれる、
それだけで十分過ぎるよ。
「そか。俺も少しは役に立ってるんだな。嬉しいな。」
その気持ちが暖かいよ、ありがとう。
「よかった。Tごめんな、俺今日めっさ疲れちゃったから寝るね。
俺が二人分Tのことを護るし、想うから。それを忘れないで。」
うん、ありがと♪疲れてるのにごめんね。N大好きだよ。
「俺がついてるからね。じゃあおやすみ。また明日メルする。」
おやすみなさい。
やっと睡魔がやってきて、朝までぐっすりと眠りに落ちることができた。
一日ダメダメだった。
寝てなかったのが響いて頭は回ってないし、回りに迷惑かけてしまった。
これ以上今日は無理するな、と言われる始末。
まぁ、確かにまだ身体が万全でないのはあるのですが、それで迷惑かけた分を
早く返したいのに。
思うようにならない体と心にいらいらいするばかり。
家に帰って、明かりのない兄貴分の部屋を見上げる。
自分も遠距離恋愛だから寂しさが解る、と気晴らしに連れ出してくれたり
体調悪いときは頼りにしたりしていた。
その部屋が明かりがないっていうことが「もういない」って心に染み渡ってきて
寂しさで気持ちが押しつぶされる。
Nが近くにいてくれたら。
いや、そんなないものねだりしちゃだめだ。
寂しいのも、辛いのも、Nも同じなんだから。
でも、無理することをNが望むだろうか?
頼ってもいいんじゃないだろうか。
自問自答した挙句に、誰かに頼りたい気持ちで一杯だった私は弱音を吐いてしまう
ことにした。
Nにだから言えるんだから。
「弱音でごめん。読みたくなかったら消しちゃってもいいから。
隣見ても兄貴の部屋に明かりが無いのが寂しい。
子供の頃からずっと隣に住んでいて、人生八割は一緒で、今回Nとの事も知ってて
応援していてくれた人だから。
寂しい時も、お互い遠距離恋愛だし支えあおうねって気晴らしさせてくれたり。
私は寂しがりやだし、すッごい弱いし。でもそれをNに見せたくなかった。
負担になりたくなかった。その分兄貴に頼ってたんだなって思う。
大事なものは無くしてみないと解らないなって実感したよ。
心にぽっかりと穴が開いたみたいで。寂しくて。
昨日はたいしたこと無いみたいにメールしたけどダメだ。
すごく逢いたくて仕方ないよ。この寂しさを埋めてくれるのはNだけだもの。
頼っちゃってゴメンナサイ。私だけ寂しいのではないのに・・・。」
書いて送信して少し落ちつく。
これで反応が無くても、聞いてもらったってだけでいいかなって。
明日に響かないように少しでも寝よう、と早めにお風呂にはいって布団に潜る。
少しうとうとしては目を覚ます、を繰り返す。
寝ないと、って変に自分に言い聞かせても眠れず、諦めて起きることにした。
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