十分な権限を与えられていないのに管理職として扱われ、長時間勤務を強いられる、いわゆる「名ばかり管理職」の問題で、コンビニエンスストア「SHOP99」の元店長・清水文美さん(28)が9日、会社側に残業代など約450万円の支払いを求め、東京地裁八王子支部に提訴した。
清水さんは、連続84時間勤務を強いられたほか、29日間連続で働くなど、残業代が支払われないまま過酷な長時間労働を強いられていた。しかし、給料は21万4800円で、店長になる前より約3割減ったという。
さらに清水さんはうつ状態になり、休職せざるを得なくなり、会社側に残業代や慰謝料計約450万円の支払いを求めている。
(05/10 04:32)