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遺体は宇治市の22歳女性 大津・円満院の死体遺棄事件

2008年05月09日

 大津市園城寺(おんじょうじ)町の円満院境内で死後約1カ月の女性の遺体が見つかった事件で、滋賀県警は9日、遺体の身元は京都府宇治市木幡平尾の無職、橋本和鶴(かず)子さん(22)だったと発表した。橋本さんは大津市内の友人宅などを転々としていたが、今年1月末から行方が分からなくなっていたという。県警は死体遺棄容疑で、橋本さんの足取りを捜査している。

 調べでは、橋本さんは宇治市で父親と暮らしていたが、1年以上前に自宅を出て、昨年末からは大津市内の友人宅などで寝泊まりしていたという。今年1月26日夜、この友人が「(橋本さんと)数日前から連絡がとれなくなった」と大津署に家出人捜索願を出していた。遺体のDNA型が橋本さんのものと一致した。

 遺体は4日午後、境内の金色不動堂の外階段の裏側で見つかった。上半身は袋で覆われていたという。司法解剖では死因はわからなかった。

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