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小杉美穂さんの通夜営まれる 舞鶴高1殺害事件

2008年05月09日

 亡くなった小杉美穂さん(15)の通夜が9日午後7時から京都府舞鶴市内の葬儀場で営まれた。約30人が参列し、会場からは時折、すすり泣く声がもれた。

写真小杉美穂さんの通夜会場をあとにする女子生徒ら=9日夜、京都府舞鶴市、日置康夫撮影

 参列した府警犯罪被害者対策室の担当者によると、祭壇には、小杉さんの笑顔の写真が飾られ、喪主で母親の春美さんが終始うつむいたままで、会場に訪れた人たちに頭を下げていたという。学生服姿の男女約5人のほか、作業着姿で駆けつけた人もいたが、痛ましい事件に、参列者も目を伏せがちだったという。遺族からのあいさつはなく、約30分で参列者は会場を後にした。

 通夜を前に母の春美さんは、報道機関に向けて「今も、言葉では到底言い表せないほどの苦しさや悲しさ、つらさで一杯です。娘とゆっくり最後のお話をしたいのです。『今は、どうかそっとしておいてほしい』というのが本心です」などとするコメントを出した。

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