2008年5月9日 19時49分更新
定年退職後などに農業経営を目指す人を対象に野菜の栽培技術などを教える「帰農塾」の講座が、9日、新庄村で開講しました。
この「新庄いきいき帰農塾」は、新庄村役場がこれまで都会で暮らしていた人や会社勤めをしていた人に野菜の栽培技術などを学ぶ機会を提供しようと開いたもので、今年で2回目です。
開講式には、定年退職者を中心に30代から60代までの15人が参加しました。
はじめに受講生たちは農業を取り巻く現状などについて説明を受けた後、早速畑に出てスイートコーンの種まきを学びました。
受講生の大半はこれまで土いじりの経験がなく、講師から指導を受けたりほかの受講生の作業を真似したりしながら初めての農業体験をしていました。
塾では今後、なすやきゅうり、ピーマンなどの野菜作りの講座を予定し、11月までの講座を修了した受講生は地域で新たな農業の担い手となることが期待されています。