ページ更新時間:2008年05月10日(土) 04時38分 | ||
鳥インフルのキット開発、世界初 アジアを中心に高い病原性を持つ鳥インフルエンザ・H5N1にヒトが感染する例が相次いでおり、これまでに382人が感染し241人が死亡しています。 しかし、ヒトが感染した場合の迅速検査キットがないため、検査は特殊な機器のある検査施設で行い、結果がでるまでに2日ほどの時間がかかります。 今回開発された検査キットは、綿棒などで鼻の奥などから検体をとり特殊な溶液と混ぜキットに垂らすと、H5の場合およそ15分で赤紫の線が出るということです。検疫所や診療所などその場で迅速に検査ができます。 キットを開発した国立国際医療センターの工藤宏一郎・国際疾病センター長は、「迅速な診断は早期治療につながる」とした上で、「鳥インフルエンザウイルスが、新型に変異した場合にも対応できる」とみています。(09日20:45) |
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