真夏日から一転銀世界、北海道東部で
先週、真夏日を観測した北海道の東部、9日は一転して銀世界です。強い寒気が押し寄せ、季節外れの雪が降りました。 9日朝の北海道東部、石北峠。車道の脇に5センチ近い雪が積もりました。 北海道には9日、3月下旬並みの強い寒気が入り込み、オホーツク海側などを中心に、最低気温が氷点下前後にまで冷え込みました。 季節外れの雪は、北見市など平野部にも降りました。 「びっくりしましたよ、本当に」(北見市民) 「今ごろ雪降るのねえ。この間、真夏だったのにね」 わずか1週間前、北海道の同じ地域には強い南風が吹き込み、各地で季節外れの真夏日を記録しました。 あれから1週間、シバザクラの名所である滝上町では、先週の暑さで例年より2週間近く早く花が咲いていましたが、9日はピンクのシバザクラに雪が舞い落ちる非常に珍しい光景が見られました。 「すごい不思議ですね。でもなんか幻想的できれいですね」(観光客) 「あんまりない経験ですよね」 北海道の最北の地・稚内市でも、2.3度まで冷え込みました。 「いやぁ、すごい寒いです」(稚内市民) 「稚内の人なら、驚かないんじゃない」 北海道の冷え込みは、来週初め頃まで続く見通しです。(09日18:00)
|