舞鶴女子高生殺害、なぜ深夜に外出
京都府舞鶴市で殺害された高校1年の女子生徒の死因は失血死とわかりました。その一方で、深夜に外出した経緯や現場までの足取りなどは謎のままです。 殺害された府立高校1年の小杉美穂さん(15)は、事件前日の午後10時頃、就寝したとされています。 しかし午前0時過ぎ、自宅から西へ2キロ離れた場所で友達に携帯電話で、「いま散歩している。薬局の前」と話していました。この時、美穂さんに危険が迫った様子は全くなかったと言います。 そして、死亡推定時刻の7日未明、遺体が見つかった現場近くの住民が女性の大声を聞いていました。 「うるさくて起きた。深夜1時以降。(女性が)大きい声で会話してて、ちょっと怒っているようにも感じた」(近くの住民) 事件現場と美穂さんには接点がありました。現場から東へ約400メートルのところに美穂さんが小学生の頃住んでいたマンションがあり、美穂さんがたびたび目撃されていました。 「ふつうに、男の子と一緒にマンションに上がって行って、またすぐに出て行った」(マンションの住人) このマンションのロビーは若者たちのたまり場になっていたということで、事件前に美穂さんを目撃したという証言もあります。 「おとといの夜に(美穂さんを)お母さんが見たと言っていた。そのへんで」(マンションの住人) そして、その直後の死。一体、美穂さんは誰と川を越えて雑木林まで行ったのか。事件直前の足取りは、まだ謎のままです。(09日17:50)
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