WEB両丹

きょうあったいい話、夕飯までに届けます。京都府福知山市の情報を満載した新聞社サイト

タブメニュー

購読お申込み 両丹日日新聞は全国にお届けできます。

トップページへ

ニュース

   

情報

コミュニティ


両丹日日新聞2006年12月 6日のニュース

テレビ難視聴解消へ光ファイバー活用 地上波デジタル放送対策

 福知山市は5日、市内全域でブロードバンド環境構築を目指す「e−ふくちやま」整備事業による、テレビ難視聴地域の地上波デジタル放送対策の新システムを発表した。既存の共聴施設は使わず、市が敷く光ファイバーを活用する。専用設備が必要で、受益者一世帯当たり16万円ほどの負担を求める。対象者向けの住民説明会が11日から始まる。

1世帯16万円の負担求め 11日から住民説明会

 市内には、旧市域約8%、三和約60%、夜久野約88%、大江約25%で難視聴地域があり、約5900世帯が該当、それぞれ組合をつくり共同受信をしている。しかし、現在の共聴施設ではアナログ放送が終了する2011年7月以降はテレビを見ることができない。

 新システムは、烏ケ岳からの地上デジタル放送電波を市役所センターのアンテナで受信し、光信号に変換、増幅器があるサブセンターを経由して、光ファイバーで各世帯に一括再送信する。

 光ファイバーは市が各戸の軒先まで敷くが、市役所センター、サブセンター、各戸での専用設備費については受益者も負担する。50世帯の共聴施設を地上波デジタル放送用に改修する場合の経費を1世帯20万円ほどと算出しており、一律16万円ほどを求めたい考え。今後、既存施設改修ではできない光ファイバーを利用した高速インターネットができるようになる利点もある。

 住民説明会では、新システムの概要説明をし、受益者負担についての市の見解などを伝え、意見を聞き、今後の方向性を決める。

 住民説明会の日程は次の通り。いずれも午後7時30分から。夜久野会場の夜久野支所と農業者トレーニングセンター、中央公民館、川口地域公民館以外は、会場の中学校区内の共聴組合が対象。

 11日=六人部地域公民館▽12日=夜久野支所(対象組合=高内、末、小倉、口小倉、日置、桑村・小畑、金尾・西ノ谷、畑、下千原、堂の山、下地区、中千原、向)▽13日=川口地域公民館(同=川口、北陵両地区内)▽16日=中央公民館(同=桃映、成和、日新各地区内)▽19日=三和地域公民館▽20日=農業者トレーニングセンター(同=ゲンゼ、大油子、羽白・田谷垣、直見、上夜久野、坂生口、直見口、水坂・駅前)▽22日=大江地域公民館


株式会社両丹日日新聞社 〒620-0055 京都府福知山市篠尾新町1-99 TEL0773-22-2688 FAX0773-22-3232

著作権

このホームページに使用している記事、写真、図版はすべて株式会社両丹日日新聞社、もしくは情報提供者が著作権を有しています。
全部または一部を原文もしくは加工して利用される場合は、商用、非商用の別、また媒体を問わず、必ず事前に両丹日日新聞社へご連絡下さい。

このサイトの正式公開は2000.6.20です

購読申込 会社案内 携帯版 お問い合わせ