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「韓中関係最大の障害は歴史問題」58%/中国
北朝鮮の核問題が解決される可能性については、悲観的な見方を示す人が多かった。 鄭在浩(チョン・ジェホ)ソウル大外交学科教授が、中国の代表的な国際問題専門家と韓半島専門家ら38人を対象に調べた結果だ。調査対象のうち、その81%を超える31人は中国政府に政策助言を行っている。 ◇韓中関係=同調査によると「韓中関係の最も大きな障害は何か」という質問に対する回答は「歴史問題」だった。「中国は、韓半島を中国勢力圏の一部と見なしているか」という質問には「そう思う」という回答が26%にとどまった。「韓国でアンケート調査を行う場合、韓国人は10年後、韓半島に最も大きな影響力を及ぼす国としてどの国を選ぶだろうか」という質問には、53%が「中国」と答えた。 また「米中競争が激化した場合、韓国の選択は?」という質問には「韓米同盟は維持するが、中国問題には介入するべきではない」という回答が最も多かった。南北(韓国・北朝鮮)統一後、在韓米軍の駐留を維持すべきかという質問には「現状維持」が8%にのぼり、韓米同盟を認める見方が芽ばえていることをうかがわせた。 ◇朝中関係=今回の調査で初めて提起した「北核問題の抜本的解決は可能か」という質問に対し「解決可能」は55%、「解決不可能」は45%だった。これは、北核問題の解決について悲観的見解が多いことを表すと鄭教授は説明した。 また「北朝鮮が崩壊、北朝鮮が自主的に混乱を解決できない場合、韓国はどんな代案を選ぶべきか」という質問には「国連軍の進入、統制」が最も多かった。「韓国の警察や韓米連合軍による進入、統制」はなし、「中国が単独で進入、統制すべき」という回答もなかった。 中央日報 Joins.com 2008.05.09 10:14:28 |
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