暴落教の公宣流布

実学入門 不景気に効く会計(クスリ)―会社の問題をみつける財務会計編 (実学入門) 価格：￥ 1,680（税込） 発売日：2003-03

暴落教というのがあるらしい。最近はちょっとなりを潜めていたんだが、というのも、ホントウの所がバレると大変なので、粉飾決算を100日間に限って合法化するなんぞ、色々とマジック使って先送りしているわけだ。で、目くらましに株価上昇、何も知らない素人さんのカネを掻き集めて、一気に突き落とすという手法だとも言われているんだが、まぁ、その間に実体経済が回復すると期待しているあたり、懲りないヤツは永遠に懲りないので、人間の愚かさは修復不能なんだが、

G７合意の100日ルールとは～
先に行われたG７会合にて100日間粉飾が認められたということであります。
詳しく申しますと100日間猶予を与えられたということです
もっと詳しく申せば次の中間決算で本当の数字が出てくるというわけです。
ですから現在発表されている第１四半期決算は粉飾であり当然、市場予想より良いのはアタリマエなのです
ですから不思議な株価上昇が起きているのであります

まぁ、こんなもんに騙されるのは貧乏人だけなわけで、だから貧乏人は永遠に貧乏人なんだが、

アメリカの金持ちたちが先行き暗いというので消費を控えているというNEWSがあるわけだ。

　米国はすでにリセッション（景気後退）入りしており、楽観主義も記録的に低くなっていると米富裕層の80%が信じていることが7日、米金融・旅行大手アメリカン・エキスプレス（アメックス）のグループ会社などの調査で分かった。ダウ・ジョーンズ通信が伝えた。

そんな中、カリフォルニアではバレホ市が破綻するという異常事態発生。なんでも経済の低迷や不動産不況で08年度の歳入が予想を500万ドル下回り、公務員の給料が払えなくなったらしい。

Vallejoは海軍の町で、サンフランシスコ近辺では平均所得も低く、治安もあまりよろしくはないです。そんな所なのに、警官や消防隊員に年俸10万ドル以上＋余生を余裕で送れる年金制度などをくれてやったものだから、あっさりと破綻しました。

というコトなんだが、どっかで聞いたような話で、コレで破綻するんだったら、日本中で破綻続出なんだが、そういや伊東市だったか、ゴミ収集で1200万、給食オバサン800万とか言ってたな。似たようなもんだ。アメリカは一般的に公務員の給料が安いんだが、ここはずいぶん高いね。で、識者の見方としては、これから米国各地でこういう地方自治体の破綻が続出するだろう、と言ってます。なので、

ワタスが以前、米国株の暴落と金融崩壊について書いたものだから、未だに株は持ち直しています本当に暴落など来るのですか？というご指摘を頂きますた。

ワタスのエージェントさんの情報が確かなら、もうそろそろかと思います。
だいたいNYダウが13300程度まで上がりそっから落ちるでしょう。
ワタスは相場から離れているので、どうということはないのですが、暴落相場などで儲けようなどと考えないことです。

ゴールドマンコセックス社で
伝説のトレーダーと呼ばれたお方らしいです。4/20の時点の予言なんだが、株なんかじゃなく食糧危機に備えろと断言してます。来年あたりは都会に住めなくなり、疎開が必要だとか。まぁ、いいや、そうなったら漁船も燃料不足で出航できないだろうから、ヨットで漁に出るかｗ　で、

リスクに目を瞑って買い捲ってきた株式市場ですが、実態悪が相次いで表面化してきており、そろそろ逃げておこう、となったのでしょうが、まだまだ株が上がるという強気筋も多く、ニューヨークダウで４００ドル、５００ドルという下げにはなっていませんが、そのうちに一日で４００～５００ドルの急落が見られ、強気が一転弱気に転じる日も近いかも知れません。

実態経済・企業業績が悪化を続けている以上、株を買い上げることなど無理なのです。

目先の上昇・急落でこの動きに乗れる投資家は面白いそうでしょうが、反対に動いた投資家は目も当てられません。

暴落教といえばNevadaさんなんだが、暴落が一気に来るよ、と嬉しそうに言ってます。まぁね、中国株ももうオシマイだし、ネタとすればこれから仕手株化すると言われているトヨタ株なんか面白いかも知れないが、一方では、米国最大の生命保険会社AIGが１兆２８００億円の緊急増資とか、おいおい、そんなカネ、どっから持ってくるんだ？という感じなんだが、なんでもサブプライムローンで１兆６０００億、住宅担保証券で６２００億、金融保証で９２００億の赤字だそうで、凄いね、小遣い使い込んで青くなってる親父とケタが違う。で、実際には何が起きているのかというと、

　成長減速の影響は米国で最も実感されているが、減速は世界的にみられるとし、このような背景のなか、インフレ懸念が再浮上していると述べた。

　ＩＭＦは、世界が１９７０年代のようなインフレスパイラルを経験することはないと楽観しているとしながらも、そのような悲惨な状態に陥るリスクも排除できないと指摘。エネルギーなど商品相場の上昇は基本需要の増加を一部反映しているため、予見し得る将来において上昇が長引く可能性が高いと話した。

原油が騰がった、穀物が騰がったとかいうんだが、そら、物事の片方しか見てない話であって、実は、猛烈なインフレが襲っているわけだ。これだけ色んなモノが騰がれば、賃金だって何だって、後追いで騰がるに決まっている。特に、せっせと輪転機廻しているドルは大暴落、つられて元も大暴落、経済破綻で米国株、中国株の大暴落はもうすぐ・・・なのか？

Comments

[投稿 ノラネコ]

実家がヒャクショーなんで、今年はさつまいも増産を考えてます。
んで、お金（紙屑ドルや、ぃえんなど）では売らずに、貴金属、特にゴールドあるいは着物などとの交換を想定してます、って終戦直後みたいですね。
もっとも今度は第○次世界経済大戦の結果ですがｗｗｗ

[投稿 FT]

野次馬さんのアングルの良さには感心させられます。

が、

>G７会合にて100日間粉飾が認められた

これね、チャートテクニカルからすると、この猶予期間中にあるポイントまで上げてしまえば、それ以下には下がらない規則があるのですよ。そして、年金ファンド等を取り扱う機関投資家が、そこまで上げにコミットすると、（大統領選へ向けて）最後まで（おそらく、全速力で）上げてしまうでしょうね。

負債を中央銀行が全部買い取って、チョーインフレは、数年掛けてチョー・チョー・バブルを起こして対応するつもりだと思います。そのチョー・チョー・バブルは、来る代替エネルギーブームのことです。

ゴールドマンセックスは、3日前にバレル当たり$200まで上がると大報道していますね。いつもながらの、大嘘つきです。大きな転換期は、常にオプションの締め日と関係しています。以下、オプションのカレンダーです。
http://www.optionsclearing.com/publications/xcal/xcal.jsp

[投稿 3ペイ]

フフフのチンパンは米の対中輸出の制限を撤廃し無制限に
輸出できるように今回のポキントーのお土産に約束したようです。
これで、日本国内から米が消えようとしています。
輸出業者による米の買占めが始まっております。
今後、新米なども日本では手に入らなくなることでしょう。
儲かるのは輸出業者だけで、農家には何のメリットもありません。
こんなことを平気でやる日本国民の裏切りもののフフフを
どう思いますか？

[投稿 七曲]

＞G７会合にて100日間粉飾が認められた
確か100日間までに各国の大手金融機関に対して正確な損失額を提出させることを合意した、と聞いたが。

粉飾と言えば↓
＞4月17日 日経夕刊の記事「SECからの手紙」から
＞米国の証券取引委員会（SEC）が金融機関に、暗に粉飾決済を認めるような内容の手紙を送っていたというのです。

バブルが弾けた後に日本の金融機関がやっていた事じゃないですかｗ