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山形で植木市始まる 延べ3キロの通りに約500の露店

2008年05月08日 11:47
開幕を待っていた市民らが相次いで繰り出した薬師祭植木市=山形市
開幕を待っていた市民らが相次いで繰り出した薬師祭植木市=山形市
 初夏の恒例行事「薬師祭植木市」が8日、山形市の薬師町や新築西通りなどで始まった。開幕を待っていた市民らが午前中から繰り出し、初日からにぎわった。
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 今年も国分寺薬師堂の周辺延べ約3キロの各通りに、植木関係の110店など計約500の露店が並んだ。前日までの晴天が一転した曇り空の下、店先にはツツジ類、モミジ、キャラ木、シャクナゲ、松などの庭木、イワカガミ、マイヅルソウ、タンチョウソウなどの山野草、多彩な花鉢などが置かれ、早速、店主と値段交渉する買い物客の姿もみられた。

 薬師祭植木市は、山形城主最上義光が大火で焼失した城下の緑化を目的に住民に呼び掛けて開いたのが始まりで、400年以上の歴史があると伝わる。大阪、熊本とともに日本三大植木市の1つに数えられている。

 10日まで。開催時間は午前7時半−午後9時半だが、最終日は午後9時まで。

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