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池田創価学会名誉会長、胡錦濤中国主席と会談

公明新聞:2008年5月9日

再会を喜び握手する池田大作創価学会名誉会長と胡錦濤・中国国家主席=8日 都内

青少年交流、北京五輪など語る

再会を喜び握手する池田大作創価学会名誉会長(左)と胡錦濤・中国国家主席=8日 都内

 公明党創立者の池田大作創価学会名誉会長と来日中の胡錦濤・中国国家主席は8日夕、都内で会談した。学会の原田稔会長、中国の令計劃中国共産党中央書記(中央弁公庁主任)らが同席した。

 席上、池田名誉会長は胡主席の訪日を歓迎し、漢詩を贈呈。胡主席は「情熱あふれた、懐深い漢詩を作っていただき、心より感謝申し上げます」と謝辞を述べた。

 池田名誉会長は、胡主席が同日午後に早稲田大学で行った講演に触れ、「歴史的な講演だった」と評価するとともに、胡主席が言及した青少年交流の重要性や、調和のとれた世界、社会へのビジョンに対して賛意を示した。

 胡主席は「名誉会長と再会できて大変にうれしい。1985年の初めての出会いから23年。(名誉会長は)80歳の傘寿を迎えられ、ますますのご壮健、うれしく思います」と語り、「1968年に真っ先に国交正常化を提唱された。数年前は中日両国が困難な時期に歴史的高みに立って提言をしていただくなど、重要な役割を果たしていただいた」と、名誉会長の長年の日中友好への貢献に謝意を表した。

 また、胡主席は「中日の戦略的互恵関係の発展が世界の平和と繁栄のためになる」との認識を示し、「中日の平和互恵、共同発展がアジア、世界の発展に貢献することになると確信している」と述べた。

 さらに、池田名誉会長が「平和の祭典・北京五輪の大成功を真剣に祈っている」と語ると、胡主席は「日本から多くの皆さんが観戦に訪れ、日本選手の大活躍を期待している」と応じた。

 池田名誉会長と胡主席との会談は、胡主席が国家主席に就任する前の1985年、98年以来で3回目。

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