淫行疑い女性教諭免職/県教委3人処分
県教育委員会(伊元正一委員長)は七日、男子生徒にみだらな行為をしたとして逮捕された本島中部の中学校女性教諭(35)を懲戒免職、酒気帯び運転の疑いで逮捕された本島南部の小学校男性教諭(32)を停職六カ月、同僚の女子職員にセクハラ行為をした離島の県立高校男性事務職員(35)を減給百分の十(一カ月)とする処分を決定した。
女性教諭は、一月二十三日から二月七日ごろまで、保護者の同意を得ずに男子生徒を自宅アパートに泊め、みだらな行為をしたとして、児童福祉法違反の疑いなどで、逮捕されていた。
男性教諭は、四月二十一日午後九時三十分ごろから自宅で缶ビール三本を飲んだ後、運転して買い物に出掛け、その帰りの同十一時十分ごろ、酒気帯び運転の容疑で逮捕された。
男性事務職員は、三月二十七日に校内で同僚の女子職員の尻を、背後から隠し撮りした。事務職員は事実関係を認めているという。
三人が処分を受けたことについて、仲村守和県教育長は「不祥事が三件も起こったことは、大変遺憾だ。校内研修会を開いて、人権や教師としての使命感を確認してもらいたい」と話した。