パリ・オペラ座バレエ団名古屋公演
世界最高峰のバレエ団が来日!5月29、30日 愛知県芸術劇場大ホール
【社会】「食べ残し」ではなく「残されたお料理」 船場吉兆おかみ、報道に注文2008年5月8日 夕刊 全店で食べ残しの料理の使い回しが明らかになった大阪市の高級料亭船場吉兆(民事再生手続き中)のおかみ湯木佐知子社長(71)が、「食べ残し」ではなく「残された『お料理』としてほしい」と新聞やテレビの報道に注文を付けている。 使い回しにつながった湯木正徳前社長(74)の「もったいない」の考えを受けたものとみられるが、わざわざ料亭を訪れる顧客を無視した発言とも受け取れ、あらためて飲食店としてのモラルを問われそうだ。 佐知子社長は7日夜の報道陣の取材に「手付かずでも、食べ残しと言われても仕方ない」と前置きした。一方で「食べ残しと報道されているが、料理長からはそうは聞かなかった。お出しして残された『お料理』というように(表現)してほしい」と訴えた。 船場吉兆では大阪市と福岡市の全4店で使い回しが発覚。客が手を付けなかった刺し身やアユの塩焼きなどを別の客に出していた。 大阪市保健所によると「食品の使い回しは食べても健康を損なう恐れがなければ食品衛生法に抵触しない」というが、「飲食店として道義的な問題はある」としている。
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