京都・舞鶴市の雑木林で8日に女子高校生の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、遺体の顔や頭には複数の殴られた跡があり、死因は失血死であることがわかった。
この事件は、舞鶴市で8日に府立東舞鶴高校浮島分校(定時制)1年・小杉美穂さん(15)の遺体が、土がかけられ、首に植物のツルのようなものが巻かれた状態で見つかったもの。顔や頭には鈍器で殴られたような跡が複数あり、衣服は身に着けていなかった。ズボンや下着は見つかっていない。
警察は、殺人・死体遺棄事件として捜査本部を設置し調べを進めているが、遺体を解剖した結果、小杉さんの死因は、殴られたことなどによる失血死であることが新たにわかった。また、小杉さんは7日未明に友人に電話をかけたのを最後に行方がわからなくなっているが、死亡推定時刻もその時間帯であることがわかり、警察が小杉さんの当時の足取りを調べている。
(05/09 09:56)