30分の受動動喫煙でも身体に深刻な影響が・・・

新華社北京:アメリカの科学サイトの報道によると、カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者により、ほんのちょっとの受動喫煙でも、健康に影響がでることが明らかになった。
研究によると、一般的なバーで30分間受動喫煙した、タバコを吸わない健康な若者の血管に損傷が見られたという。また、受動喫煙の環境に晒された彼らの身体では、自然修復機能が損なわれていた。正常な状況の下では、血管に傷がつくと、身体の自然修復機能は活性化する。
研究者は、次のように述べている。「受動喫煙は、いかなる状況にあっても人体に非常に深刻な影響をおよぼす。受動喫煙が人体にあたえる影響は少なくとも24時間続くことがこのたびの研究により明らかになった。これはこれまで考えられていた以上に長い時間だ」。
今回の研究により、受動喫煙により血管内皮前駆細胞(EPCs)が正常に働かなくなることが明らかになった。血液中のEPCsは、血管を自動修復させる上で、重要な働きをする細胞だ。
研究者の1人は、次のように述べている。「受動喫煙は、人体に2つの深刻な影響をあたえている。1つは血管を損傷させること。もう1つは、傷を治す細胞の機能を失わせることだ」。
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】