2008年 5月 8日
岡山駅突き落とし事件、少年の精神鑑定へ
今年3月、JR岡山駅で男性が線路に突き落とされ死亡した事件です。大阪家庭裁判所は8日、殺人の非行事実で送致された18歳の少年を精神鑑定することを決めました。これは、大阪家裁で開かれた少年の処分について判断する1回目の審判で決まったものです。犯行時の少年の精神状態などを調べるのが目的とみられています。鑑定人や時期は決まっていません。少年の付添人によりますと少年は岡山地方検察庁が行った簡易精神鑑定では対人関係の構築が困難な発達障害の一種、「アスペルガー症候群」と診断されているということです。また、8日の審判には死亡した岡山県職員假谷国明さんの母親と姉も出席し、意見陳述したということです。

サイクロン被災地にAMDAが職員派遣
2万人以上の死者が出ているミャンマーのサイクロン被災地を支援するため、岡山市の医療ボランティア団体、AMDAは8日、職員1人を現地に派遣しました。8日、岡山を出発したのはAMDA職員の谷口敬一郎さん(38)です。診療に必要な聴診器やガーゼなどを持った谷口さんは、関西空港経由でいったんタイに向かい、入国ビザが取れしだい、ミャンマーに入る事にしています。ミャンマーの国営メディアによりますと今月2日から3日にかけて、最大都市のヤンゴンを直撃した、サイクロンによる死者は約2万3000人。行方不明者は約4万2000人に上っています。AMDAによりますと被災地では電気や水道などの復旧の見通しはたっておらず、乳幼児を中心に下痢などが発生しているということです。AMDAでは今後、ミャンマー国内の医師と協力して、被災地で巡回診療を行う事にしています。

丸亀市で殺人未遂 16歳の少年逮捕
同居する祖父に暴行を加えたとして、丸亀市の16歳の少年が、殺人未遂の疑いで8日午後、警察に逮捕されました。祖父は意識不明の重体です。逮捕されたのは、丸亀市御供所町に住む16歳の無職の少年です。警察の調べによりますと、少年は、7日午後0時半ごろから約45分にわたり、同居する76歳の祖父の顔や脇腹などを30数回拳で殴った上、顔を踏みつけるなどの暴行を加えた疑いです。8日午前8時過ぎ、少年が119番通報して救急車を呼び、「自分が殴った」と話したため、消防が警察に連絡しました。消防が駆けつけた時、祖父は心肺停止状態でしたが、蘇生し、現在は意識不明の重体です。取調べに対し、少年は暴行を認めていますが、殺意は否認していて、警察は犯行の動機を調べています。少年は祖父と2人暮らしでした。

パンに異物混入、自主回収始める
7日午後、JR岡山駅構内のコンビニエンスストアで販売されたパンの中に、プラスチックの破片が入っているのが見つかりました。7日、午後3時ごろ岡山駅構内のコンビニエンスストアで20歳代の女性が、購入したパンの中にプラスチックの破片が入っているのに気づきました。このパンは、浅口市鴨方町のタカキベーカリー岡山工場で今月5日に製造されていたもので、パンの型取りに使うプラスチック製のケースが割れ、約3ミリから10ミリの破片4個が入っていたということです。タカキベーカリーでは岡山工場で製造した同じ商品の自主回収を進めています。【回収対象商品】・岡山工場で製造した菓子パン「クリームデニッシュツイスト」・消費期限2008年5月9日までの商品・問い合わせ先0120・376・808

岡山県議会自民党・正副議長候補決まる
岡山県議会最大会派の自民党は、新しい議長・副議長候補を選びました。今月15日に開かれる臨時議会で正式に決まる予定ます。県議会の議長・副議長は最大会派、自民党の慣例で1年ごとに交代しています。8日は、自民党の議員総会が開かれ現在の天野学議長と河本勉副議長が辞意を表明しました。このあと協議が行われ、新しい議長候補には古山泰生議員、副議長候補には渡辺英気議員が選ばれました。議長候補の古山議員は、浅口市・浅口郡選挙区選出の48歳で、現在6期目です。副議長候補の渡辺議員は、倉敷市・都窪郡選挙区選出の51歳で、現在4期目です。自民党の議長人事は、当選回数や二つの派閥のバランスなどを考慮して選ばれますが、今年は波乱要素が少なくすんなり決まりました。

薬局に軽乗用車が突っ込む
8日午後、岡山市でお年寄りの運転する軽ワゴン車がビル1階の薬局に突っ込む事故がありました。ブレーキとアクセルを踏み間違えたのが事故の原因と見られています。8日午後3時半ごろ岡山市高柳西町で道路脇の駐車場から出た軽ワゴン車が道路を横切り、向かい側のビルに突っ込みました。ビルの関係者によりますとビルの1階は薬局でしたが、8日は営業しておらず、けが人はいませんでした。運転していたのは岡山市に住む82歳の無職の男性でけがはありませんでした。警察はブレーキとアクセルを踏み間違えたのが事故の原因とみて調べています。

小豆島の中山千枚田で田植え始まる
香川県内で唯一、「日本の棚田百選」に選ばれている小豆島の中山千枚田で、今年も田植えが始まりました。香川県小豆島町にある「中山千枚田」は標高150メートルから250メートルの急斜面に約900枚の田んぼがあります。今年も、今月初めから田植えがはじまりました。ここでは、地下水を使って米を栽培している事から、良質な米が収穫できるそうです。中山千枚田は県内で唯一、「日本の棚田100選」にも選ばれている美しい棚田ですが、現在、ここを守る農家の4割程度が65歳以上の高齢者で、町では棚田の保護活動にあたる住民グループに補助金を出すなどして、景観の維持につとめています。中山千枚田では今月中旬までには田植えが終わり、順調に生育すれば、8月中旬に稲刈りが行われます。

回収した廃油で配送トラックを運行実験
使用済みの天ぷら油をバイオディーゼル燃料にして、配送トラックを運行する実験を8日から高松市のコープかがわが始めました。こちらがコープかがわの店舗で、総菜用に使った天ぷら油を再利用したバイオディーゼル燃料です。実験は宅配用のトラック2台で液化石油ガスの代わりにこのバイオディーゼル燃料を使います。コープかがわでは当面、5つの店舗で天ぷら油を回収し、バイオディーゼル燃料にリサイクルすることにしています。これにより、年間では桜の木を200本植樹するのと同じ、約0.8トンの二酸化炭素を削減できると試算しています。

坂出市の住宅の納屋で旧日本軍の砲弾
坂出市にある住宅の納屋から、信管の残った旧陸軍の砲弾が見つかり、7日夕方、警察から自衛隊に引き渡されました。砲弾は、今月5日の夕方、坂出市林田町にある住宅の納屋で、掃除をしていた31歳の男性が見つけたもので、7日午後、男性の知人が坂出警察署に届け出ました。警察によりますと見つかった砲弾は、全長約27センチ、直径約7センチの、通称「7センチ砲弾」と呼ばれるものです。旧陸軍が第2次世界大戦中、中国大陸などで、使用していたということです。砲弾には信管が残っていて、警察は、善通寺市の陸上自衛隊第14旅団に、7日夕方、砲弾を引き渡すとともに、処理を依頼しました。

岡山県立博物館で茶道速水流と岡山展
岡山にゆかりの深い茶道の流派、速水流の茶道具などを集めた展覧会が、岡山市で開かれています。速水流は、江戸時代後期の茶人、速水宗達が裏千家から分派して創設した流派で、岡山藩の茶道指南役を務めたことでも知られています。今回の展覧会は、今年が、流祖、宗達の没後200年にあたることから開かれたものです。会場には、京都に宗達の邸宅が完成した際、時の関白から贈られた貴重な茶釜など116点が展示されています。速水流は、優雅な茶風から、特に、公家たちに親しまれたということで、会場を訪れた人たちは、江戸時代から伝わる貴重な品々に見入っていました。この展覧会は、今月11日まで岡山市の岡山県立博物館で開かれています。