京都の高1女子遺体、殺人と断定
京都府舞鶴市の雑木林で、顔などに殴られたような跡がある高校1年の女子生徒の遺体が見つかり、警察は殺人事件と断定。被害者の母親は悲痛な気持ちをつづった手記を公開しました。 8日朝、舞鶴市の朝来川沿いの雑木林で、市内に住む京都府立高校1年の小杉美穂さん(15)が遺体で見つかりました。 全身に枯れ葉や土がかけられていましたが、衣服は身につけておらず、首に植物の枝のようなものがまかれ、顔や頭に複数の殴られたような跡があることから、警察は殺人事件と断定し、捜査本部を設置しました。 「学校には入学式以来ほとんど来ていません。もの静かでおとなしい印象です」(小杉美穂さんの通う高校の会見) 美穂さんの母親は「何の落ち度もない娘に対し、暴力を振るった犯人が憎く、決して許せません」と悲痛な心情をつづった手記とともに、美穂さんが生前、「かわいく撮れた」と母親の携帯電話に送った写真を公開しました。 警察は遺体を解剖し、死因の特定を急いでいます。(09日04:00)
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