岡山駅突き落とし、少年を精神鑑定へ
JR岡山駅のホームで男性が突き落とされ死亡した事件で、殺人などの非行事実で送致された少年の審判が開かれ、大阪家庭裁判所は少年を精神鑑定することを決めました。 この事件は今年3月、JR岡山駅のホームから岡山県職員の假谷国明さん(当時38)が線路に突き落とされ死亡したもので、家出中だった大阪府大東市の18歳の無職の少年が逮捕され、殺人などの非行事実で大阪家庭裁判所に送致されました。 8日に行われた第1回の審判で、家庭裁判所は少年を精神鑑定することを決めました。捜査段階で検察側が行った簡易鑑定では、少年は「発達障害」と診断されていて、付き添い人の弁護士が鑑定を申し立てていました。 「(少年の様子は)少し落ち着いてきたかなと。司法に任せているんで、ちゃんとした裁きで(少年には)ちゃんと償ってほしい」(少年の父親) 審判では假谷さんの母親と姉も意見陳述し、少年は遺族に対し、「申し訳ありません」と涙を流していたということです。(09日04:05)
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