【タイ】タイのプミポン国王に自作の靴を献上したことのある靴職人、ソンクライ・ネンシニンさんのもとに、国王からワニ革ベルトの修理の依頼が入った。茶色が3本、黒が4本の計7本。革がはがれたりひび割れが入るなど傷んでいるが、国王はこれらのベルトを修理して今後も使い続けたいと希望しているという。タイ字紙タイラットが報じた。
プミポン国王は歯磨き粉を最後まで搾り出し、鉛筆は短すぎて使えなくなるまで使い、靴もぼろぼろになるまで履きつぶすといわれる。「足るを知る経済」という言葉を用いて政治家や企業に充足型経済を提唱するとともに、国民にモノを無駄にしないよう呼びかけている。