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県包括外部監査:08年度、県立病院財務対象 「院長に採用裁量権を」 /福井

 ◇定数も病床基に

 新日本監査法人福井事務所は、県の08年度包括外部監査(今回は県立病院財務事務が対象)の結果を公表した。監査人の岡田芳明・公認会計士は「病床と医療資源を有効活用するために、採用面などで院長に裁量権を与え、医療従事者の定数は許可病床数を基に決定するべきだ」と指摘した。

 県立病院は看護師など医療従事者の定数を過去の外来・入院患者の実績で決めているため、病院の利用率が低いとその分しか医療従事者が配置されない。看護師が離職しても、院長は自由に職員採用ができないという。

 そのため、少ない人員では病床を100%活用することができず、「一部病棟での休床を余儀なくされており、地域医療に対する要請に十分応えていない」と問題点を挙げた。【大久保陽一】

毎日新聞 2008年5月8日 地方版

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