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基本ソフトに地デジ見る機能 MSゲイツ氏が事業強化策

2008年05月08日02時56分

 ビル・ゲイツMS会長は7日、東京都内で記者会見し、日本での事業強化策を発表した。パソコン用基本ソフト(OS)「ウィンドウズ・ビスタ」に、地上デジタル放送を見られる機能を標準搭載するという。

 ゲイツ会長によると、今年後半以降、国内で各メーカーが発売するビスタ搭載パソコンに、音楽や動画を扱う「メディア・センター」の拡張として、地デジの視聴ソフトを組み込むという。

 これまでは、パソコンメーカーがチューナーに加え、ソフトも独自に開発して搭載していた。こうした負担が減れば、パソコンでの地デジ視聴が広がる可能性がある。

 ビスタは07年1月に発売したが、昨年の国内パソコン販売台数は前年比1.1%増(GfKジャパン調べ)。今年1〜4月も前年比約3%増で、需要を喚起できていない。11年に予定されるアナログから地デジへの完全移行を見据えて、OSの切り替えを促し、パソコン市場をてこ入れする狙いもありそうだ。

 ゲイツ氏は、大学生がソフトを開発するときにMSの有料ソフトを無料で使えるようにする人材育成制度「ドリームスパーク」を、日本でも導入する方針も発表。日本は教育面でのインターネットの利用が低いとの認識を示したうえ、教育分野でのネット事業を拡大する考えを示した。

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