エアバス、受注機数でボーイングを上回る＝１−４月

【パリ７日ＡＦＰ＝時事】欧州エアバスは７日、今年１−４月に３９７機を受注し、米ボーイングの３４６機を上回ったと発表した。同期間に４３２機を受注したものの、このうち３５機が取り消しとなった。≪写真は米アラバマ州モビールにあるエアバスの親会社ＥＡＤＳの敷地≫
　受注は中距離機が中心で、Ａ３２０型機が２９０機に達した。これに対しボーイングの７３７型機受注は２３５機だった。Ａ３３０、Ａ３４０、Ａ３５０の長距離機については、エアバスは１０４機を受注した。ボーイングの７７７型機、７８７型機の受注は１０９機だった。エアバスの超大型機Ａ３８０の受注は３機、ボーイングの７４７型機の受注は２機だった。
　同期間に引き渡した航空機は、エアバスが１６２機、ボーイングが１５５機となっている。昨年の受注機数は、エアバスが１３４１機、ボーイングが１４１３機で、ボーイングがエアバスを上回った。納入機数ではエアバスが４５３機と、ボーイングの４４１機を上回った。〔ＡＦＰ＝時事〕