皇居で胡主席夫妻歓迎の晩餐会
国賓として来日している中国の胡錦濤国家主席夫妻を歓迎する宮中晩餐会が、皇居・宮殿で開かれました。 宮中晩餐会には両陛下をはじめ、胡主席夫妻や福田総理夫妻らおよそ150人が出席しました。 「長い歴史を両国民が共に顧み、未来に向けて友好のきずなを深めていくことを願っております」(天皇陛下) これに対し、胡主席は「中日関係は今、新たな歴史的スタートラインに立っています」などと述べ、双方とも過去の歴史認識については言及しませんでした。 また、天皇陛下は今年8月に行われる北京オリンピックについて触れ、「この大会が世界の人々の友好親善を深める契機となることを、心より希望します」と述べられました。 この日の晩餐会は、時間を短縮して欲しいという中国側からの要望があり、宮内庁はコースのフランス料理のうち冷製の肉と果物の二品を減らして対応しました。(08日00:12)
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