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ページ更新時間:2008年05月07日(水) 17時14分

胡錦濤主席、天皇陛下と皇居で会見

政治3846608
 来日中の中国の胡錦濤国家主席は、7日午前、天皇陛下と皇居で会見しました。
 会見は午前10時前から皇居・竹の間で行われ、会見の冒頭、天皇陛下は「主席夫妻の訪日によって日中両国の友好と相互理解が深まることを喜ばしく思います」と述べられました。

 この後、胡主席から「陛下はトキに深いご関心をお持ちと聞いておりますが、おかげさまで中国では繁殖に成功し、今や千羽に達しています」と水を向けると、陛下は「それは良いことですね。日本でも一時期トキは絶滅するのではと心配されていましたが、今では保護が進んでいます」などと答えられました。

 また、会見の終わりに胡主席は、「上野動物園のパンダのリンリンが死んだのは残念です。日本の人に引き続きパンダを見て喜んでもらえるように、共同研究用にパンダのつがいを提供することにしました。日本の子どもたちに見ていただきたい」と述べると、陛下は「子どもたちは喜ぶと思いますよ」と応じました。(07日13:20)

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