京都の寺で火事、重文の仏像は無事
7日午後、京都の長楽寺で火事がありました。この寺の倉庫には重要文化財の仏像が納められていましたが、運び出されて無事でした。 7日午後2時半ごろ、京都市東山区の長楽寺の近くを歩いていた人から「火が見えている」と119番通報がありました。 消防がかけつけたところ、境内にある仏像などを納めた倉庫から火が出ていました。その後、消防活動が行われますが、火の勢いはなかなか衰えることがありません。 寺の倉庫には国の重要文化財の仏像7体が納められていましたが、消防隊員らによって次々と運び出されて無事でした。 「仏像は大丈夫です。(Q.重要文化財があるんですか?)この7体が重要文化財です」(寺の関係者) 長楽寺は平安時代の805年に桓武天皇の勅命によって創建され、1200年以上の歴史を持ちます。火が出たときには境内には観光客などはおらず、けが人はいませんでした。 火元は倉庫の天井付近と見られていますが、現場に火の気はなく、警察と消防で原因を調べています。(07日16:46)
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