2008-05-07
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さ、適当なこと言ってなんかやり遂げた気分に浸るか。
いや、酒飲んで感情が激しくなる人っているじゃん?しょーもないことで大声出して笑ったり、怒りっぽくなったり説教始めたり人に絡んだりとか。
或いは不遇を嘆きまくって泣き出しちゃったりとか。
ってwebも同じかみたいに思って。
そういった方向で見ると、未成年規制って頷けるよなぁ。
なんだろう。情報中毒…ってだけなら本読めばいいか。それだけじゃなくてなにぶん双方向ってやつであるがゆえに、コミュニケーション中毒とか自己顕示中毒とかそーゆーのがあんじゃねぇだろうか。
いや、こぅネットで「ワーっ!」ってなりやすい人に対して「病院行け」っていう言い方をここ数日でちょこちょこっと見たけど、あれまず「酔い覚ませ」なんじゃないだろうか。
んで、淳也が「ネットのサービスを必需品に」みたいな目標を掲げてるんだけど、「嗜好品」の域を出ないんじゃないかなぁ。
酒も嗜好品じゃん?なおかつ酒呑みは酒を「必需品」だと思ってるじゃん?そーゆーのってwebとやっぱ似通ってくんじゃないかなと。
上手に付き合える人と、もう身を持ち崩しちゃうような人がいるのも酒とwebで共通してんじゃない?
酒とかタバコとかポルノとかってのは、誕生した時から未成年お断りだったわけじゃないじゃん?文化として定着していききつつの規制になったわけじゃん?
じゃ、webがそうなってもまぁおかしくはないような。いいのか悪いのかは判らんけど、単に可能性として。
しかしあれだね、そうなると「税金ドカっとかけちゃえ」みたいになるのかしら?なったらなったでおもしれぇなとか思うけど。
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んでさぁ。
「知ってる」つぅだけで、果たして人を「楽しませる」ことができるか否か?みたいな感じで。
やって出来んようなこともないけど、せいぜい「4歳児が近所の私鉄の駅名覚えちゃってるレベル」あたりまでではなかろうか?みたいに思うんだが。
なんだろな、集合知とかその確認みたいな部分にすっごい強く引っ張られる人ってのは、まぁハイクにもいるんだけどさ、通称カラオケさん。
彼がすっごいZARD好きなのは判ったんだけど
「"負けないで"のベースになった曲は何でしょう?」
ってずーっと聞いてたのな。それに対して
「ベースになった曲があることを知りませんでした」
みたいに答えた人がいて。今度それにカラオケさんが
「wikipediaを見れば載ってますよ」
っていうわけ。どーしても答えて欲しいみたいで。
『何々について詳しい』とか『何々を知っている』ってのはそれはそれで判るんだけど、それを『どう表現するか』だよなぁみたいに思うわけだ。
前にkyoumoeさんが「おたく」について書いたときに「知識勝負」みたいなことを言ってたと記憶してるんだけども…
http://d.hatena.ne.jp/kyoumoe/20070930#1191139734
あぁこれだこれだ。
ライバルですよ、ライバル。同じ趣味を持ったオタクもライバルです。
で、そんなライバルに丁寧に何が違うのか教える馬鹿がどこにいるよ。
オタクってのは知識の積み重ねで生きてるんだぞ。
相手に知識を与えて競争を有利にしてどうするんだよ。
オタクは優越感を食って生きてるってことを理解した方がいい。
ただ「どんだけ知ってるか?」を並べただけで楽しいかどうか?ってのがやっぱ「おたく」と「一般人」の違いになってくるんだろうなぁ。
その「競争」ってやつが楽しい人はまぁ楽しいんだろうけど、その競争見てる人はなんかもぅどよーんてなるわけだ。その「どよーん」さ加減がオタクを指して「気持ち悪い」つぅ方向にくるのかしら?あぁおれはくるね。
やっぱそこでアレよね、「コンテンツを介したコミュニケーションうんぬん」の話も出てこようか。
いや、そうやって「なんだお前知らないのか。おれは知ってるぜハッハッハッハ勝った勝ったハッハッハ」ってなって楽しいのは当人だけだという。
知識の豊富さだけでコミュニケーションとして成立すんのかどうか。
ま、謎よね〜。
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しっかしさぁ。例の
元ネタを知らなかったら、たぶん分からないと思う
だけど。
それって結局webだとすっごい判りやすいっていうか、判ってもらいやすいよね。
なんでか?つーと基本的にwebの見方つーのは「自分が興味あるものを見る」だから。
ゆえに「ガンダムのセリフが頭に入ってる人」に対しては説明不要で当たり前と言えば当たり前。
これは趣味性癖持病なんでも当てはまりそうだがね。同じようなものが好きだったり、同じような疑問や悩みがあったりというのを、webで検索範囲が広がることによって、見つけやすくなる。
いわゆるオタクにとってwebが居心地いい場所なのはそこにあるだろな。
まぁオタクっつーか仲間はずれ経験者というか。
「説明してもわかってもらいにくい事柄」について異常なこだわりかたをする人ってのがいるわけじゃん?結局は「自己満足」に収束されちゃうような事柄。もって行き場のない知識とかあるでしょ。例えば「世界のスパイ組織」とか「北アイルランド問題」とか「声優のプロフィール」とか。ニッチとかゆーアレだよね。酒の席でもウケへんよーな「どーでもいい話」。
wikipediaとかはてなキーワードとかだとそーゆーのが爆発しちゃって書き出したら止まらんよーになったりとか。
でさ?
「元ネタを知らなかったら、たぶん分からないと思う 」が下手すっと「オレと同等の知識を持つものだけが理解できる」的なヘンな思い上がりに繋がったりすんだよね、コレ昔っから言われてることだけど。自称ネット古参が初心者を嫌うのってその辺にあったりすんじゃん。
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朝、淳也が
毎日ダイアリー書いてる暇があったら不具合修正してください
毎日ご飯食べてる暇があったら不具合修正してください
毎日生きてる暇があったら不具合修正してください
つーハイクをPostしてて戦慄。結局削除してたみたいだけど、webサービス会社に気持ち悪いくらい過剰な期待を抱く人ってのがいるのかしら?やっぱし。