2008.05.05

《冬眠熊の寝言》日本脱出してハワイに行きたい!(アッ!イセイジンノメッセージガ…)

以前、ある有名人が言ってました。
「色んなことに疲れたときはハワイがいちばん!」
声楽家でタレントの森久美子さんは「疲れたときはグアムかサイパンでボーッとするの」と言ってましたが、やはり気候の清々しさでいえばハワイに勝るところはないでしょう。世界中を旅したという高倉健さんも、バックパックツアーの元祖であるルポルタージュ作家の沢木耕太郎さんも「最終的にはハワイがいちばん好きです」と言う。

最近、直行便が出たのでハワイ島が注目されています。私に言わせればとんでもない。自然に溢れているのは事実ですが、何故か綺麗なビーチが少ないのです。黒砂海岸なんて気持ち悪くて泳ぐ気がしません。
そういえば友人の家高康彦は以前、カウアイ島に別荘を持ってました。ある年、彼の別荘を借りて約1週間ほどカウアイ島に滞在しました。その別荘はカウアイ島の北側で、初めは環境の良さに驚きましたが…。なんとカウアイ島の特に北部は世界有数の降水量ということです。ほぼ毎日、夜はずっと雨。それも土砂降りの雨。だから昼間も、どこもかしこもぬかるみです。勿論、昼間も突然雨が降ってきます。私と息子は何度転んで体中、泥だらけになったことか!
1週間後、オワフ島のワイキキに戻った私たちはまるで天国に来たような気分でした。やっぱりハワイならばワイキキに限ります。

飛行機に乗るのが苦痛ですが、塚本がいてくれれば安心。愛は恐怖を忘れさせてくれる…なんちって!
コンチネンタルエアーのBファーストの機内食は実に豪華です。完全なフランス料理。嬉しいことに前菜は握り寿司。好きなだけ食べていいので調子に乗ってると、それだけで満腹になってしまいます。サラダからスープ、メインディッシュと1皿ごとに運ばれてきます。その1皿の量が半端ねえ! 全部なんて食えねえよ! お酒もたくさんの種類がワゴンで運ばれてきます。シャブリとかドンペリなんて名前のシャンパンやら訳のわからない某ナポレオンなんてブランデーも揃っています。下戸の私には関係ないけど、少し残念。でもデザートのチョコレートが美味くて…。飛行機嫌いの私でも食事のときだけは少しだけ元気です。
それでいて数時間後には軽食といいながらデカイおにぎりかサンドウィッチが出てきます。さすがにNo,Thank-You!

時差が嫌です。
だからワイキキに着いたら直行でホテルに向かい、アーリーチェックインで一眠りします。オアフには早朝に着きますが、無理しても夜まで寝るのです。睡眠薬を飲んで…。
一時はホテルよりコンドミニアムをよく利用していました。キッチン付きで持参した釜やレンタルした炊飯器でご飯を炊いて食べたりしていました。スーパーでデカイ牛肉を買ってステーキを焼いたりもしました。でも飽きる! 旅行で来たのに料理作りはねえだろうが…、ある時フッと気づきました。やはり少し高価でもサービスが行き届いたホテルがいいです。
ワイキキの喧騒から離れたダイヤモンドヘッドに近い日本系のホテル、ニューオータニカイマナが好きでした。でもホテルの周囲には何にも店がなく寂し過ぎるのが難点です。
モアナサーフライダーホテルやピンクハウス(ロイヤルハワイアン)はいいのですが、ホテルのなかやプールは宿泊客以外の人ばかり! 少々腹立たしいし喧しい。私は海外といえばハイアットリージェンシーホテルに決めていますが、ハワイのハイアットだけは例外です。だってオンザビーチじゃないし、店舗がたくさんあって新宿駅の構内と錯覚してしまう。ヒルトンはワイキキの西隅にあって規模もバカデカ過ぎて迷うし不便。「く」の字の形をしたシェラトンはオンザビーチですが、やたら人が多くサービスが悪い。
私が好きなホテルは、リーズナブルなところではプリンセスカイウラニ。カラカウアイ通りに面し、道を渡ればモアナサーフライダーの横からビーチに出られる。レストランもブッフェスタイルですが意外に安く美味しい。プールも充実しているし、ファストフードも近くにたくさんある。高階層の部屋でないと見晴らしがよくないのが難点ですが快適なホテルです。
またワイキキから少し西に離れたアラモアナホテルは最高の穴場です。オアフ島最大のアラモアナショッピングセンターに直結し、波が静かなアラモアナビーチも近い。JALやANAのCAの定宿でもあり値段も格安。食べるものを気にしない私たちは、毎日アラモアナショッピングセンターのフードコートで世界各国の料理をプレートランチで堪能したものです。お腹一杯に食べても6$です。プールも狭いですが階上にあり水深が深いため子供も少なく快適です。
でも、やはりNo.1といえば、ハレクラニホテルで決まりです。ハワイNo.1だから値段も破格! しかしサービスは最高です。プールも宿泊客以外は絶対に入れない配慮がなされ、まるでハレクラニの前だけはプライベートビーチの装い。少々芸能人や著名人が多いのが難点ですが、最近はカハラマンダリンの方に移っているようでいい傾向です。

とにかく、この数カ月、私は疲れ切りました。まだ「大山倍達の遺言」が途中というのに、芦原だ、会社のクライアントがどうした…。だから眠れない日が続くし、以心伝心、一心同体の塚本も、体調を崩し、何より私と同じ一卵性の頭ですから、一連のトラブルにはうんざりの様子です。
こうなったら、進行中の「大山倍達の遺言」はハワイで執筆するとして、せめて10日間くらいハワイのハレクラニに脱出したいものです。塚本と大志と3人。大志はハワイの極真会館とゴールドジムにでも通わせて…。
学校の関係かガールフレンドの関係かで、大志が同行を渋るならば、大志に留守を任せ、塚本と2人で日本一時脱出をしたい。そんなことを痛切に思います。日本の面倒な事柄をみな忘れてワイキキの爽やかな風に吹かれたい。ビーチではしゃいで、プールで音楽を聴いて、部屋で居眠りをして…。
そうだ! いまはハワイまで携帯が通じるのか!? そうなると毎朝必ず耳元で塚本のスタッフへの説教を聴くことになるのか! それでもいいからいまの私はハワイでリフレッシュをしたい気持ちが抑えられないくらいの状態です。
しつこいようですが、塚本と一緒に吉田拓郎の「愛の絆を」を聴きながら眠るのが…どんなに心地よいでしょうか。
あ〜あ、ハワイに行きたい!

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Hawaiiのワイキキは最高だす!

あっ?
どこからか異星人の声が…

「ヨシコヲ15ネンアイシツヅケタネ タガイニモウワカクハナイノダカラ ハヤクケッコンシナサイ!ソレガフタリノウンメイダ」

なんか、お節介は止めてくれ!

samurai_mugen at 10:21 │clip!