中国の胡錦濤国家主席は7日午後、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで、社民党の福島瑞穂党首ら同党執行部と会談した。
福島氏は「わが党は憲法9条を守って戦争をしない努力を続け、北東アジアや朝鮮半島の非核化にも努力を続けてきた。中国が(北朝鮮の)非核化に努力していることに敬意を表する」と述べた。
これに対し、胡氏は「非核化や核問題の解決は積極的な進展をみせている。核の無能力化は引き続き真剣な努力が必要だ」とし、北朝鮮の核問題をめぐる6カ国協議への取り組みへの意欲を示した。
また、福島氏は「(日中間の)青年交流は積極的に行うべきだ」との考えを示した。