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北朝鮮党幹部に面会 民族派一水会代表らが訪朝
民族派団体「一水会」の木村三浩代表と鈴木邦男顧問は7日、東京都内で記者会見し、4月下旬に北朝鮮を訪れ朝鮮労働党幹部と面会したと発表した。観光旅行以外で、いわゆる右翼団体幹部の訪朝が認められたのは珍しい。
木村代表らによると、一水会側は戦時中に北朝鮮で亡くなった日本人の遺骨返還などを要求。北朝鮮側は調査して回答する姿勢を示した。拉致問題については「残念な回答しか申し上げられない」と説明したという。
面会した朝鮮労働党幹部が誰かは明らかにしなかった。
木村代表は「北朝鮮に敵対している右翼が、どのような考えなのか確認するつもりだったのではないか。今後も訪朝し、民間レベルの交渉を続けたい」と話している。