(cache) 中国、胡氏訪日を大量報道
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    中国、胡氏訪日を大量報道  「日本に学べ」の評論も


     【北京7日共同】中国メディアは7日、胡錦濤国家主席の訪日や日本関連の話題を大量に報道、「これからも日本に学べ」と“低姿勢”の論調まで出ている。

     中国共産党機関紙、人民日報をはじめ中国各紙は7日付の朝刊で胡主席の訪日開始を一面トップで報道。中国国営の中央テレビは7日正午、30分間のニュース番組の約半分を胡主席訪日に割き、日中首脳会談や天皇、皇后両陛下との会見などを詳細に放送した。

     人民日報(海外版)の評論は日中関係の改善を歓迎しつつ「過去の日本の一部政治家は歴史を歪曲した」と批判。しかし大衆紙の新京報は「日本を師とすることが中国の改革に有益」と題する評論を掲載、歴史問題に触れずに「中国人にとり日本は近代化の手本だった」と日本を評価した。

     日中関係が悪化していた3年前にはこうした評論は見られなかったが、筆者の劉檸氏は「いまはメディアも日中関係について理性的。当局の意向ではなく新聞社の判断で私の評論を掲載している」と話した。


      【共同通信】

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