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胡中国主席:チベット問題に間接的に言及 夕食会

福田首相主催の私的歓迎夕食会で出迎えを受ける中国の胡錦濤国家主席=東京都千代田区のレストランで2008年5月6日午後6時18分(代表撮影)
福田首相主催の私的歓迎夕食会で出迎えを受ける中国の胡錦濤国家主席=東京都千代田区のレストランで2008年5月6日午後6時18分(代表撮影)

 中国の胡錦濤国家主席は6日、専用機で羽田空港に到着した。中国の国家元首としては10年ぶりの来日。福田康夫首相は同日夜、さっそく東京・日比谷のレストラン「松本楼」での私的夕食会に胡主席を招き、首脳外交がスタートした。

 出席者によると、福田首相は冒頭で「今日は肩のこる話は無しに」と呼びかけ、新幹線や高速道路が整備された東京五輪(64年)当時の思い出話を披露。そのうえで「北京五輪の成功をお祈りする」と述べたという。

 これを受けて胡主席は「中国は100年前から、いつ五輪に参加できるか、いつメダルが取れるのか、いつ開催できるのか考えてきた」と五輪への意欲を語った。一方で「だから聖火リレーへの妨害に中国国民は憤慨した」と釈明し、チベット問題に間接的に言及したという。

 夕食会には日本側からは、高村正彦外相、奥田碩(ひろし)トヨタ自動車相談役、中国側からは楊潔チ(ようけっち)外相ら日中双方から8人ずつが出席した。

毎日新聞 2008年5月7日 10時10分(最終更新 5月7日 11時39分)

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