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8年前の留学生刺殺容疑で逮捕 DNAが一致
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大阪市中央区の路上で約8年前、中国人女子留学生が刺殺された事件で、大阪府警捜査1課は21日、強盗殺人と強盗殺人未遂の疑いで大阪市此花区伝法、無職加賀山領治容疑者(58)=別の強盗殺人罪で起訴=を再逮捕した。「金に困って仲間の男と一緒にやった」と供述している。
加賀山容疑者のDNA型が、留学生が刺殺された現場で犯人が放置したとみられるシャツなどの血痕のDNA型と一致。府警は共犯の男の行方を追っている。
調べでは、加賀山容疑者は男と共謀し2000年7月29日午前1時ごろ、大阪市中央区の路上で、アルバイト先から帰宅途中の中国人留学生韓穎さん=当時(24)=からバッグを奪おうとし、抵抗されて顔を殴るなど暴行。
助けに入った会社役員の男性(42)の脚を刺して軽傷を負わせた上、バッグを取り戻そうと追い掛けてきた韓さんの脇腹をナイフで刺し、殺害した疑い。
(共同通信社)
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