しあわせの種まき☆

しあわせの種まき☆

しあわせはね、ただ待っていてもこないよ。人とくらべてもいけないよ。人にゆだねるものでもないよ。(磯野コンブ 女性) [プロフィール]


あけてびっくり

5月6日 TrackBack

ため息・・・。

沈黙の食卓

4月30日 TrackBack

←ハナミズキ。目が覚めるような色合い。
毎年書いてて申しわけないけど、GWはユーウツです。

風はさわやかで新緑の柔らかい緑も初々しく、いい季節になったなあと思う。
こんないい季節に連休があったら、一般的にはさぞ楽しいことだろう。

4月の半ばくらいからずーっと、このGWをどう過ごすか考えるとユーウツ。
とにかく、ダンナと二人だけで家にいないですむようにすること。

息子か娘がいれば、まあいい。
でも、息子は連休中ずっと部活でいないのはわかっている。
娘も部活でいなければ、それはそれで私も仕事に行くか出かけるかすればいい。ダンナが一人家に残るだけの話。
でも、今回の連休は娘が中間テスト前なのでずっと家にいるんだなあー・・・。

ダンナは5月1日より6連休で家にいる。
金もないし趣味もないし友達もいないから、ずっと家にいてテレビの前にごろごろしているはず。せいぜい車を洗うか庭の草取りをするか、だ。
で、口数が少ないから何もしゃべらない。
楽しい会話なんかできるわけないってわかっているので、私も話しかけることもない。ホントつまんない。
ダンナが休みでテレビの前を陣取られていると、私はDVDの消化もできないしパソもできない。せいぜい別室で読書する程度。
だから、ダンナが休みでコドモも部活でいないときは休日出勤にしている。
かわりに平日に休みをとったほうがずっとのんびりできるし。

ダンナがしゃべらないのはコドモたちに対しても同じ。
学年末にも通知表を自分からは見ようともしなかったし、新学期になってもコドモたちの新しいクラスとか新しい担任の先生とか知らないはず。
ダンナがコドモたちに対してどう考えてるんだか知らないけど、知ろうとしないんだから関心がないんだね。

連休中、私が仕事に出てしまうとダンナと娘が家に残る。
「お昼ご飯、チャーハン二人分作って食べてね」とダンナに言えば、何も言わずにそのとおりするだろうが、これまた娘とも会話がない。
「ふたりでおひるとか食べるような状況は絶対イヤだからね!」と娘。

そうだろう。
私だってダンナとふたりだけで食卓でごはんを食べるのはイヤだ。会話がない。
ただ黙々とごはんを口に運んでつめるだけ。
その気まずさで食事ものどを通らなくなる(と思う)。
だからそういう状況になりそうなときは、いっしょに食べなくてすむようにわざわざ時間をずらして食べる。

私とコドモたちだけの食卓はそれなりに会話がある。
学校のこと部活のこと、流行の音楽や映画や本やドラマのこと、いろいろ。
テレビを見ながら食事することが多いが、バラエティや歌番組を見ながらあれこれしゃべったりする。

実家では父がよくしゃべる人なので、食事のときには父が勝手にあれこれしゃべっていた。
食事の時間が気まずくなることなんかなかった。

が。
ダンナがいるとコドモたちは何もしゃべらない。
いつもいなくて当たり前になってしまっているので、たまにいると空気がぎごちない。
ダンナもたまにいるんだから何かしゃべればいいのに、コドモたちに対しても何も話しかけることもなく、黙々と食べるだけ。
以前は私が気をつかって話題をふったりしていたが、それだって気をつかうのに疲れてしまう。

4人で無言で食卓を囲む。
この空気・・・耐えられない。

4連休のうち2日間は仕事に出て、一日は主婦友たちと娘たちいっしょに出かけて、しょうがないから一日は庭仕事でもして家にいて・・・。
あしたからずっと夕食どきはダンナがいるのか・・・。
あーあ、ユーウツ。

受験生の母リターンズ

4月23日 TrackBack

先週、娘の中学校で参観・懇談会があった。

新入生の男の子たちの甲高い声や真っ白いスニーカーになごみつつ、階段を上がって3年生の教室に行く。
ああーついこの間まで息子がここにいたっけなあー、と思うほど時のたつのは早い。
ちっちゃかった娘も3年生になっちゃったか、としみじみ。

教室をのぞくと入試のシステムを学ぶ、みたいな授業。
・・・あ。受験生か。
なんかなー、これまたつい最近まで受験生の母をしていたと思ったらまただよ。

黒板には「公立入試・前期・後期」や「私立入試・説明会・個別相談会」などの文字が。
ひととおりやったからこそわかる県独自の複雑な選抜システム。
息子のときを思うと、やはり3年になったばかりのころ説明があったが、なんのことやらさっぱりよくわからなかったのを思い出す。

ひととおり経験して学んだよ。以下。
うちの県では学校は具体的な進路指導をしない(してはいけない)。
だから、親がそのシステムを理解して動いていかないと、どうにも受験を乗りきっていけないのが現実。後手後手にまわってしまう。
わからないから塾に頼ることになるが、その塾もさまざまあってどこに預けるかによって歴然と親の負担が違ってくるのも現実。

そして、3年の今の時期になってからではもう時すでに遅し、ということもいくつかある。
ひとつは内申点。
学年の最後の評定が選抜の資料になるが、1年2年のものはもう出てしまっているのでとりかえしがつかない。
もうひとつは選抜書類に書く「生徒会活動・特別活動・認定資格」など。
「○○委員」を経験していた、とか「英検○級・漢検○級」取得、とかいう記述があれば書類がさびしくない。逆にいうとこういうのがないと、書類の項目が白紙になりとってもさびしい。
これだって、1年2年のうちにやっておけばあとがラクだ。

そして、私立入試の決め手となる県の統一業者テストの成績。
3年になると一ヶ月に一度、そのテスト(一回4000円ですよ・・・)がある。
3年の一学期のうちは部活が忙しく受けない子も多々いるのだが、この時期から受けてこそ、意識付けが明確になり9月以降の成績につながる(一度や二度ではコツがつかめず点数につながらない)。

などなど、息子のときは「えー。知らなかったよー。今からじゃダメじゃん」と思うことが多かった。
逆に娘のときは中1のときからそのシステムを知ることができた。
同じ受験生の母でも情報格差があることで、戦いの進め方に有利不利があるって・・・これってどうなのよ?
どうもこの県の選抜方法は私には納得いかない。
まあ、娘の次の年からはシステムが変わるらしいんだけどね。

娘は春期講習から大手の受験塾に転塾。
娘が転塾する!と言い出したときは、入塾金・テキスト代・テスト代・所雑費など頭をよぎった。
が、いやいや通われるよりは、金はかかるが行きたい!というところに行かせたほうがあとあとお互いに納得できる。
大手受験塾に行かせてればよかったか、と息子のときは何度も迷ったことを思うと、これも神の必然か?と。
息子のときみたいに、大海原に私と息子だけが乗った手漕ぎボートで乗り出し雨風に翻弄される、みたいな精神的にキツいことは今回は避けたかったため、もある。
入れてみて思う。・・・情報と安心はお金で買えるものだったんだ。
やっぱり世の中、なんだかんだいって金なのか・・・きびしい現実。

夜中にハムちゃんのゲージを見る。
短い手足をいっしょうけんめい使ってまわし車をカラカラと回しているハムちゃん。
ときどき止まってはつぶらな真っ黒いひとみをこちらに向けて「おかあさん!見て。がんばって走ってるよ」とでも言いたげな顔をする。
それを見ると、なんというか・・・ああーハムみたいにぽやぽやっとした娘も受験レースに参戦しなければいけないのか?と心が痛いよ。

卒業までの一年、いつごろどんなことが待っているのか一度経験してわかっているだけに、先が思いやられる。
コドモの悲しい顔とかつらい顔は見たくないもんなー。
でも、やっぱりそれを自力で乗り越えていかなくちゃ大人への階段は登れないもんなー。
がんばってそして自分の力で目標に到達した、という経験はものすごく大切だもんなー。

男の子と女の子じゃまた少し違いもあるだろうし、やっぱり受験塾のサポートは違うんだな、と感心する場面も多々あるし、またまた波乱の1年になるのかどうなのか。

春ドラマ雑感

4月21日 TrackBack

「太王四神記…←ヨンさま。やっぱりいい!

春は何かと忙しい。
新学期・各種保護者会とか大掃除・庭仕事とか。
そして春ドラマもスタート。

火曜9時「絶対彼氏」。
もこみちと紗季ちゃんにはこれくらいのドラマがぴったりなのかも。
佐々木蔵之介は今度はコレか。クラちゃんホント毎度毎度出番があるねえー。
おもしろかったけど毎回見るかどうかはビミョー。
 
木曜10時「ラストフレンズ」。
ありがちな群像恋愛ドラマか、と思ったら違った。
短髪の上野樹里にヤラレた。
のだめのときとは別人でかっこよくて演技もうまくてびっくり。しぐさがオトコ・・だよなあー。
錦戸くんは冷たくてあぶないカンジが出ていてなかなかいい。
ドラマ冒頭では長澤まさみの妊婦姿が出てくるが、いったいどんな出来事があったのか、展開が楽しみ。
期待してなかっただけにひきこまれた。次回からも見ますよ。

金曜9時「パズル」。
石原さとみって思ったよりもいろんな顔ができるんだなー。
出たころは上戸彩とかぶるなあと思ってたけど、今では演技力の差は歴然。
まあ、おもしろかったんだけど一話完結っぽいし毎回見るほどでもないかも。 

金曜10時「Around40」。
かっこよくてちょっと笑えるキャリアウーマンってのは天海祐希の役どころで、特に新鮮味はなし。
藤木直人とうまくいくんだろうってのも想像できるし。
女医さんとか雑誌の編集とか世界が華やかすぎる中、主婦役の松下由紀はリアルに共感できた。
それでも、まあマイホームローンを払って息子を私立中に行かせつつ「社会とつながりたいから何か仕事をしたい」ってのは、生活のために働く私とはやっぱり違んだろうけども。
ドラマ中の「結婚しないと老後がさびしいでしょ?」のセリフ、世間一般ではそういう考えなのか。
でもコレは違うよ。コドモなんかあてにならないし、少しもおもしろくもなんともないダンナとの老後を考えることほどユーウツになることはないもんな。
だったら自分の自由になるお金を持っている独身キャリアウーマンの老後のほうがいいと私は思うけどね。
これって竹内まりあの主題歌「♪となりのしばふが青く見えたらー」なのか?
もうちょっと見てみよう。
 
土曜7時「Rookies」。
初回2時間でぐいぐいっとRookiesワールドにひきこまれる。
原作は1200万部突破の漫画らしいが。コレはおもしろくなりそうっ!
まず新任教師の佐藤隆太がアツい!
テレビ画面を通してもそのオーラが伝わるほどで感激してしまう。
目的を失った不良たちが野球を始めることでひとつになる・・っていうストーリーもわくわくする。
こういう一生懸命なのはもう胸に直球でズバーンと届くよねえー。
暴力シーンもなかなかの迫力だし、あちこちで見かける若手男優くんたちが何人も出ているのでどんな演技を見せてくれるのか楽しみ。
逆に、こっちでこんなに若手を持ってきちゃって9時からの「ごくせん」はだいじょうなのか?と心配になったほど。(←私は「ごくせん」見なかったけど、続けて見た娘が言うには「ルーキーズのあとじゃごくせんは不利だよ。不良もらしくなくてつまんなかった」と。)

土曜11時10分「太王四神記」。
ずいぶん前から話題になっていた韓国歴史ファンタジーがいよいよNHKに。
これもすごい!
映像良し音楽良しで、東洋版ロード・オブ・ザ・リングってカンジ?
私なんかはああいう神秘的で壮大な映像と「四つの守護神・神器」「星が目覚めるとき王が目覚める」なんていう世界観だけでゾクゾクするのだけど、主役がヨン様!
特にファンでもないが、この高句麗19代王タムドク役のヨン様のかっこいいこと!
あらためてああーやっぱり騒がれるだけのことはあるよなあ・・と思う。
これからがとっても楽しみ!

ということで、今クールのお楽しみは、1.「太王四神記」、2.「Rookies」、3.「ラスト・フレンズ」でした。

夜のお出かけ

4月5日 TrackBack

←近所の休耕地。小鳥も鳴いてのどかです♪

毎春恒例の大掃除に着手。
働いた働いたー・・・。
家中のカーテンを洗って窓やサンを拭く。ついでに電気のカサも。
これだけでも午前中いっぱいかかる。
でもカーテン洗いは好きだな。
へや中に柔軟剤のいい香りが漂い、空気もきれいになったみたいで気持ちいい。

ファンヒーターを2台クリーニングして、ハムちゃんのゲージのお掃除と熱帯魚の水槽のお掃除。
本日はここまで。

きょうはダンナは仕事で遅いし、息子も合宿中でいない。
娘も春期講習で午後から出かけていって帰ってくるのは10時近く。
というわけでこれからスーパー銭湯&岩盤浴に行ってきますよ。
帰りにおいしいラーメン食べてこようっと。
娘にはお弁当でも買ってくればいいし。
こんなのは初めてでうれしいな。

思えば毎日毎日、ダンナはともかくコドモはいるので食事の支度は欠かしたことがなかった。
あー、息子が合宿でいないときは娘とふたりで回転寿司や焼肉に行ったか。
いやー子育ても落ち着くとこんな日々がめぐってくるのですなあ。
さて、出かけるよ♪

「ホームレス中学生」

4月3日 TrackBack

ホームレス中学生ベストセラーだけど芸人さんの本だしな、と本屋で手にとったのはクリスマスのころか。
ページの紙が厚手ですぐ読めそうだ、と立ち読みする。
が、「・・・だめだ。これはヤバい」と断念。
涙があふれて立ち読みどころじゃなかった。

そこで、図書館でリクエストして待つこと3ヶ月。
やっと順番がまわってくる。

泣けた泣けた。
ラストの「母に今伝えたいこと」などはもう涙で字が読めません・・・。
芸人田村の素朴な表情が浮かんできて、それがまた深い味わいをもたらす。

「まきふん公園のウンコの中で寝た」「草を食べた」「ダンボールを食べた」なんていうネタになるような話はこの作品のほんの一部。
この作品の大部分を占めているのは、兄姉や近所の人や先生・友達などの周囲の人との交流だ。
暖かく見守ってくれる人たちへの感謝であり、貧乏生活をしたからこそわかるお湯のおふろ(雨水ではなくて)や暖かい食事のありがたさだ。
ごはん一口を10分かけてかむことによって到達する「味の向こう側」の話には笑えてホロリ。
とてもいいエピソードだとしみじみ。

なによりも、亡くなったおかあさんへのまっすぐな思いには胸が打たれ泣かされる。
「情けないことに、今でも僕はおかあさんに会いたくて仕方がありません。もしお母さんに会えたときにしゃべることがいっぱいあるように、僕はいろんなことをたくさん経験しておきます。いつまでも話が尽きないように。・・いつか僕を見て周りの人が、僕ではなく、おかあさんのことをほめてくれるような立派な人間を目指して」。
・・・ああーー。
息子を持つ母として涙なしでは読めない言葉じゃないの!

読後、たまたま「金スマ」で「ホームレス中学生」の特集をやるというので見る。なんてタイムリー。
だー・・・。これまた泣ける!
実写で再現してあるんだけど、小学生の田村も中学生の田村も素朴なボウズな子が演じていて、ものすごくよかった。
おかあさんがどこまでもやさしくてやさしくて・・・ううう。

次の日もその次の日も、仕事中にでも「僕はおかあさんの望むような孝行息子に近づけているでしょうか」という一節を思い出しては涙が出てしまう。
うちの息子にも読ませたいよ!と、全国の息子を持つ母ならそう思うだろう。

この「ホームレス中学生」、小池徹平くん主演で映画撮影中だそう。
田村のあのオッサンくさい風貌(中学生のときも小学生のときもあんな顔だった)だからこそ、「ホームレス」という言葉が生きるし、おかあさんへの思いも際立つと思うのに。
徹平じゃーすっきりしてカワイすぎるなあ。

春の嵐

4月1日 TrackBack

朝から強風。
4月だっていうのに風がやたら冷たいしあわただしいし花見どころではありません。
桜って連中はなんでまたこんな忙しい時期に咲くのかね。
しかもすぐ散ってしまう。

家の周囲は畑が多いので、風が吹けば少し先が見えなくなるほど土ぼこりがすごい。
突風で家も飛びそうだ。
風流に花びらでも舞い飛べばよいけれど、うちの庭に吹きたまってくるのは雨でうす汚れたレジ袋とか土のついた広告のチラシとか・・・。
換気扇やサッシの隙間から細かい土がたくさん入ってくるので、拭き掃除もしなくちゃスリッパの裏がザラザラ。
春先は特に風の吹く日が多くて、強風注意報が出されるともうウンザリ。

きょうから新年度。
部活から帰った娘「ホントにいなかった。○○先生。職員室の机の上にも何もなかった・・・」としょんぼりしていた。
学校の先生方の異動はおととい新聞発表になっていた。
娘の1年のときの担任の先生も2年のときの先生もこの春の異動で中学からいなくなる。
2人とも部活でもお世話になっていて親しみのある先生だったから、私もちょっとがっかり。
息子の担任だった先生たちももうすでにいないので、中学校ではお世話になった親しい先生たちはひとりもいなくなってしまった。
小学校の先生たちももう異動してしまったり退職してしまったり。
これじゃあコドモたちが卒業する小中学校、ひとりもなじみ深い先生がいないじゃないか。

母校が懐かしい場所なのは、そこにいけば出迎えてくれる変わらない場所と待っていてくれる人がいるから、なのに。
私の中学3年のときの担任の先生は、卒業してから7年間母校にいてくれた。
だからこそ、ときどき母校にがんばってる姿を見せに立ち寄ったものだったし、もっとほめられるようにがんばろうと思ったものだった。
学生のときにお世話になった下宿屋のおばちゃんだって、行けばいつでも歓迎してくれた。今ではもういないが。
実家やそういう場所が懐かしいのは、行けばいつでもそこで待っていて暖かく迎えてくれる人がいるから、なのに。

公立の小中学校に異動はつきものなのでしょうがないけど、それでもやっぱり寂しいなあ。
PTAや合唱団などで親しくなった先生たちもいなくなってしまった。
いつまでも桜中学にいる金八先生みたいなのはドラマだけのお話。桜中学の卒業生たちはしあわせものだ。

春休みは息子も娘も部活中心。
息子はまたまた合宿でいないし、新入生獲得は新2年の課せられた使命らしく歓迎のチラシ作りやビデオ撮影など楽しそう。
・・・勉強はどうした?文武両道は?まあ楽しくやってるならいいか。
娘は塾の春期講習もありのんびりする時間もなし。
個別指導塾から転塾したばかりだけど、今度のところは信用できそうかな。
どうやら娘には個別指導より黒板授業の塾のほうが合ってた様子。

そしてこちらも春の嵐。
息子の合宿代・ユニフォーム代で4万。
娘の入塾金・テキスト代・雑費・テスト代・春期講習代で10万。

息子の部活代はともかく、娘の塾代は受験にそなえてこの一年かけてちまちまと貯めたもの。
受験を(私が)精神的に少しでもラクに乗り切るためにはやっぱり信頼できる大手受験塾におまかせするのが一番だろう、と。
息子のときは塾代もリーズナブルだった(というか金もなかった)が、自分がいろいろ調べたり請け負ったり、で切羽詰った1.2月の受験期かなりキツかった。
その反省をもとに・・・結局は金、か。
まあこれもやってみなければ良し悪しは未知数。
お金をあまりかけずに家でチャレンジなどで勉強して乗り切るか、お金はかかっても全部おまかせするか。

夏の嵐も大型のが来るのがわかってる。
息子も今年は地元でインターハイ。合宿・遠征もあるだろう。
娘の夏期講習は15万。
備えあれば憂いなし。
・・・母は美容院も行かずお洋服も買わずに働くよー(泣)。

草取り日和

3月22日 TrackBack

←雪柳(ユキヤナギ)。

なんて素敵なネーミングなんでしょうね。
これが咲くと、ああ春だなあー、と。

春分の日も過ぎ、朝起きたときにもう明るい。
冬のころは、電気をつけて着替えをしてストーブをつけて部屋を暖めて・・・だった。
きょうなんかはストーブつけなくてもいいくらいで、やっと楽な季節になったなあと思う。

庭の水仙やムスカリも咲き始め、パンジーやビオラも元気に陽に向かっている。
菜の花観賞用にそのまま植えておいた小松菜も、ちらほら黄色いつぼみをつけてきた。
クリスマスローズも今が盛り。

お花がきれいな季節になるのはいいんだけど、困るのは雑草!
きょうあたりいい草取り日和なのにな。
今年はダメだー・・・。
ひざに負担がかかるからしゃがめない。
ポカポカあったかくなって庭仕事にはいい季節なんだけどなあ。

もう少し放置しておくと、庭中タンポポやホトケノザやハコベ、ドクダミでいっぱいになりそうだ。
と書くと、それはそれで野趣あふれる庭のようだが、現実はただの廃屋の庭みたい。
なんかしなくちゃ。

それにしてもここらの畑。
植えっぱなしのブロッコリーや小松菜やほうれんそうが、この暖かさでトウ立ちして開花間近。
・・・もったいない。
畑の持ち主は、菜の花畑にしようと思ってるんだろうが(私みたいに)。
アメリカ産と違って県産ブロッコリーは180円もするんだよ。
小松菜だってほうれん草だって150円ほど出して買わなくちゃいけない。
菜の花畑にするくらいなら「どうぞご自由にお持ちください」とでも立て看板をたててくれればいいのにな。
格安で売って、直売所みたいにお金の箱でもおいてくれてもいいし。
もうすぐあちこちに菜の花畑が出現する模様。

思い出はミックスベジタブル

3月19日 TrackBack

仕事の移動途中。
コドモたちが通った幼稚園の前を通りかかる。
髪にふわふわの白いリボンを結んだ女の子、紺のハイソックスが初々しい男の子、明るい色のスーツ姿の若いおかあさん、カメラをかまえるおとうさん・・・おねえさんのような先生たちはりりしいはかま姿。
急いでかけつける親子連れは、正装の卒園児を真ん中に仲良く3人で手をつないで走る走る。
ああ・・・卒園式だ。

門の前でかわるがわる写真に収まる親子連れに、園庭の桃や梅がいろどりをそえる。
卒園・・・ってことは四月から一年生になるんだな。
小さい子が周囲にいなくなったため、園児たちのあまりの幼さが頼りなくもかわいらしい。
・・・うちの子たちの卒園のときもこんなにちっちゃかったっけ?

晴れの日に笑顔いっぱいの園児たち。
自分の子でもないのになんだかそんなことだけで涙が出そうになるのは、ほーんと私も年をとったってことだよ。
年をとると涙腺がゆるくなるのは、経験値があがったことでいろんな場面に自分の経験を重ね合わせることが増えるからだな。
あのときはこうだった、このときはこうだった・・・と。

ちょうど朝、なかなか起きなくて何も食べないで出かけようとする娘にキレたばかりだった。
ゆうべだって塾のことでぐちゃぐちゃもめたばかり。
「いってらっしゃい」も言わずにそのまま登校させて、いやな気分で車を走らせていたところだった。

そこに、この卒園式。
しっかりと手をつないで登園する親子連れを見ていると・・・ああーそうだったんだよ、と思う。
うちは当時から父親不在だったから、24時間、私とコドモたちと3人いっしょの生活。
いっしょに寝て起きて食べてテレビを見て絵本を読んで友達と遊んで。
ダンナへの失望はこのころからずーっと心の奥底でドロドロと澱のようにたまってはいたけれど、それでもコドモといっしょの生活は楽しかった。

今みたいに、時間に追われたり縛られたりすることもなかったし、勉強ができるとかできないとかそんなこともどうでもいいことだったし、教育費がかかってかかってまったく、と次から次へと迫り来る金策ハードルをやっとやっとの思いで越えていくこともなかった。
「おかあさんが大好き」というコドモの笑顔は絶対のもので、今みたいにこっちが一生懸命やっているのに不機嫌な顔をされることもなかった。
・・・というのは今だから思うことで、当時は当時で大変だったんだけどね。

でも、ふり返れば、思い出は時間によって浄化され、母子の蜜月の期間はキラキラと輝いている。
そんなことをふっと思い出すと、人の子の卒園式でなんだか涙が出てくるんだよー・・・。

俵万智の短歌にこんなのがある。
「思い出はミックスベジタブルのよう けれど解凍してはいけない」。

思い出にとらわれそうになるとこの短歌を思い出す。
見た目はキレイなミックスベジタブル。
お料理に入れたら彩り鮮やかでさぞおいしそう。
・・・でもそんなにおいしいものでもないことを私は知っている。
ミックスベジタブルはビニールの袋に入ったまま冷凍庫にあって「ああ、おいしそうな色」って見てるのがいいんだよ。
解凍してグズグズにしちゃいけないんだ。

サヨナラ金魚すくい

3月15日 TrackBack

今月に入ったころからか左ひざが痛い。
歩くのは普通なのだが、痛くてしゃがめない。
階段を下りたり上ったり、立ったり座ったりがつらい。
ひざに厚い布地をぐるぐるまきにされたようで、もちろん正座もできない。

ついに私もじいさんばあさんと同じ「変形性膝関節症」の初期か・・・とがっくり。
老化によりひざの軟骨がすり減り40代より発症するもので、60代では3人にひとり、70代では2人にひとりがコレだそう。
じいさんばあさん、立ち上がりがつらそうだし階段もきつそうだもんな・・・。

私の場合、お仕事でしゃがむ動作が多いので知らず知らずのうちにひざを酷使していたのかも。
しゃがめず床の水ぶきができないお年寄りが多いからこそ、私たちの出番があるわけで。
腰には気をつけていたけどひざまでは・・・。
働かなくちゃ!とここ2年ほど来る仕事はこばまず、だったし。
・・・働きすぎたのか?

春は何かと物入りで稼ぎ時だけど、とりあえずしゃがむのが多い仕事を減らしてもらう。
そうすると、別に普通の生活をしている分にはしゃがめないことは思ったほど困るわけでもない。
イスの生活をすればいいし、家の階段はしょうがないが、外ではエレベーターやエスカレーターを使えばいいし。
そう思うと、やっぱり人よりひざは酷使していたんだろうなあと思う。

整形外科は行ってどうなるというわけでもないけれど、原因をはっきりさせるために行ってみた。
行くと、杖をつきながらやっとやっと歩いているおばあちゃん、車イスのおじいちゃん・・・私なんかスイスイ歩けてもうしわけないと思うほどの歩行困難な人たちであふれかえっている。
年をとるということは関節がうまく機能しなくなる、ということなんだな。
自分の体の重さをささえきれずに階段があがれない・・・なんて想像したこともなかったよ。

よくお年寄りが「きょうはひざが痛くて・・・がくんがくんするのよ」と言い、「大変ですよね。寒いからよけいそうですよね」なんて返していたが、私はさっぱりそのつらさがわかってなかったんだなと今思う。
ひざの痛みは、年をとればとるほど「このまま歩けなくなるのではないか」という不安につながる。
痛みそのものよりもその不安におしつぶされそうになる。
私でも夜中の3時ごろふと目覚めて「このまま働けなくなったら?歩けなくなったら?」と考え始めると、もう不安でたまらない。
80代のお年寄りだったらなおさらだろうな・・・。

レントゲンをとったらひざ関節は加齢により減っている気配はあるが半月板とともに特に問題なかった。
「じん帯かな?湿布をはって様子をみて、2週間してまだ痛みがあったらまたきてください」とのことだった。
・・・変形性ひざ関節症じゃなかった。ほっ。

それでもひざは曲げると痛いのでしばらくはイスの生活。
「もう曲げるとひざが痛くてさー。これじゃあ春になっても草とりもできないし、野菜も植えられないよ。庭仕事ができないよ。新聞だってしばれないしさ」。
息子にそう言う。
すると息子、「じゃあ『語り』もできないね」。
・・・語り?
私をふくめて主婦友たちがコンビニの前でしゃがんで『語って』いる様子が目に浮かび笑ってしまう。
「アンタたちと違っておかあさんたちはウンコ座りしませんから」と私。

その会話を聞いていて娘も何か気の利いたことを言わなくちゃと思ったらしい。
多少カミながら「き・金魚すくいもできないね」。
・・・金魚すくいーー?
どこからその発想が?
たしかにお祭りで金魚すくいやヨーヨーつりもできないけどさー・・・。

理科のテストで「ネコはたまごで生まれる」と解答し採点する先生をなごませたという娘。
小学生のときは「豊臣秀吉はなんと呼ばれたか?」みたいな問題(正解は「摂政」or「関白」だったか)で「さる」と書いていた・・・。
ナイス天然!である。

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