@ エンジンをかけ、ドライブに入れた途端に急発進するときがある。
気温が低い時、始動直後はオートチョークが利いていてエンジン回転が高く、オートマチック車はブレーキを離しただけで急発進してしまうことがある。
古い車では暖気だけで、エンジンが3000回転近くまで回った車もあって、暖気解除は、一度アクセルを踏み込まないと解除されなかった。
A エアコン、ヘッドランプ等をONしているときはエンジン回転が高くなっているので、ハンドブレーキもかけずにドライブに入れると発進する。
B アクセルペダルを踏み込んだまま「D」レンジに入れると急発進する。
C 「D」レンジに入れたまま、ハンドブレーキもかけずに車を降り、乗り込むときにアクセルに触れてしまうと発進してしまう。
D エンジン制御用電子回路の誤作動もあって暴走した(特定メーカー製)。しかし、この場合を想定して私をはじめ多くの知人が実験してみても、始動直後はブレーキ力を補助するマスターバックは作動しないがブレーキをしっかり踏めば停止できた。但し、フルブレーキを踏めない人は止められない。フルブレーキを踏めない人は意外と多い。
E 古い車では、人間のミスに対する対策が甘かった。今は、ブレーキを踏んでいないとエンジンがかからない車もある。
F 運転直後の心の準備が伴わないときに突然なので、あわててブレーキを踏んだつもりが、踏み間違えたりしての暴走事故が多い。
G 正しい姿勢で座ってエンジンをかけないと対応できない。
私が車の傍にいたとき同僚が横向きに座ってエンジンをかけ、止められず事故になったこともある。斜め前だったので私は助かった。
正しい姿勢で座っていても、発進時、ドライブに入れたと同時に急発進するとびっくりして、アクセルとブレーキを踏み間違えて事故になることもある。
ハンドブレーキはかけていても、しっかり確実にかけていないと高いエンジン回転の時は効かないときがある。ハンドブレーキをかけたまま走ったことがある人も意外と多いのではないかと思う。
H 走行中の場合は、ブレーキとアクセルを踏み間違えてもマニュアル車は、トップギアではゆっくり加速するが、オートマチック車はキックダウンして暴走してしまう。
I 暴走し衝突するとすさまじい破壊力である。
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【5 正しい手順で運転していれば車は安全】
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