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第401回の入賞者
産経新聞4月1日付朝刊掲載
オピニオンプラザ・わたしの正論

 今回のテーマ、「一票の格差をどう是正するか」に56編(うち女性3編)の応募があり、厳正な審査の結果、入選のほか、次の3人の方が佳作に決まりました。(敬称略)

《入選》

山本秀和 35歳(埼玉県・入間市議会議員)
吉田良明 46歳(東京都・団体職員)

《佳作》

青山 稲子 47歳(大阪府 講師)
小山 大輔 30歳(東京都 大学院生)
鈴木 晃 68歳(福島県 無職)


【論文を審査して】 具体的できめ細かなアイデア 
川本裕子

 「一票の格差をどう解決するか」というテーマでの入選作品は、「選挙区選挙における個人名投票を改める」という提案と「議決権ポイント制」というシステムを考案する二つの作品を入選とした。実現性が難しいとしても、現在の制度の問題点をよく把握し、切り口がおもしろく、具体的できめ細かなアイデアであるところが印象的であった。

 応募作品を読んで、現実において解決の見通しが立てにくい問題であっても、多くの人々が、問題意識をもって具体的に議論し続けることが最終的な打開の道につながる可能性を改めて感じた。(早稲田大学大学院教授)

 論文募集/募集要項

第403回 4月度の応募テーマ

「グローバリズムと私」

 冷戦崩壊後の国際経済はよかれあしかれ、米国のグローバリズムが中心となってきた。市場原理主義の拡散によって競争が激化、通信・輸送技術の進展もあって各国の文化や伝統に多大な影響を及ぼした。一方で、利便性の向上や価格低下などの恩恵をもたらし、相互依存の高まりは、各国の国際協調を促す側面もある。グローバリズムをどう考え、どうつきあっていけばよいのか。身近な体験から説き起こし、広い視野に裏打ちされた論文をお待ちしています。

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 ≪募集要項≫  原稿枚数 400字詰め原稿用紙(20字×20行)5枚、タテ書き。ワープロの場合はケイ線のない白い紙に印字

 応募方法 住所、氏名(本名)、性別、年齢、職業、郵便番号、電話番号(自宅と勤務先)、論文募集を何で知ったかを明記

 応募条件 日本語で書いた未発表の作品で1人1編。原稿は返却しない。応募作品の版権は産経新聞社に帰属する

 賞(月間賞) 入選2編(賞金各10万円)、佳作3編(同各3万円)

 審査員 川本裕子(早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授)▽志方俊之(帝京大学法学部教授)▽中原英臣(新渡戸文化学園短期大学学長)▽千野境子(産経新聞社取締役論説委員長)=敬称略

 締め切り 平成20年4月30日(消印有効)

 発表 平成20年6月3日付産経新聞朝刊(予定)

 送り先 〒100−8077東京都千代田区大手町1の7の2、産経新聞社正論調査室