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更新日:2007.3.05  ブルックリン役の高嶋政宏さんからコメントを頂きました!
          :2007.2.27  イベントレポートアップしました。

2007年2月23日(金)、東京・新宿の「LOFT / PLUS ONE」にてガンヘッドDVD化記念イベント『川北紘一の、ガンヘッドの秘部全部魅せます!』が行われました。
川北紘一さん(特技監督)、大澤哲三さん(特撮美術)、上松盛明さん(モデリング)、神谷 誠さん(特技スタッフ)、樋口真嗣さん(ファン代表・映画監督)、そして聞き手の石井博士のトークで会場は大盛り上がりでした!

熱気あふれる会場には、150名以上のガンヘッドファンが終結!LOFT / PLUS ONE最大収容人数を超えたとか?



「サンライズさんとバンダイさんのご協力もあって、ガンヘッドのDVDを出せることになりました。僕の作品でDVDになっていない作品がまだ何作かあるんで、全部出したいなと思っています」という川北特技監督。その言葉に会場は大興奮!


ガンヘッドと川北特技監督

大澤哲三さん(左)    上松盛明さん(右)

大澤さんや上松さんからは「セットが室内で狭くミニチュアで人が入れるサイズではないので、這いつくばって撮影していた」「エアロボットはリモコンで全部動かそうと小型自動車くらいの物を作ったんですが、セットが閉鎖空間という事で動かすにはリモンコンよりも人の力がいいんじゃないかと・・・。ガンヘッドの手を外して、それで殴るとか(笑)」などの撮影秘話を聞かせていただきました。




神谷 誠さん
『DVD作るときは絶対自分にメイキングを作らせて欲しい』とずっと言っていたという神谷 誠さん。念願かなってDVDのメイキングを担当されましたが、8時間あったフィルムを泣く泣く30分に編集したとか。

「最後の方でエアロボットが火を噴くのは、あれは現場で無理やり決まったんですよ。全然そんな仕掛け無かったんですけど、川北監督が『もう火を出せ!』って。監督メチャクチャなんで(笑)」など数々の爆弾発言に会場は大爆笑。



樋口真嗣さん
ファン代表として登場したのは映画監督の樋口真嗣さん。
当時スペースワールドの画コンテをやっていた樋口さんは、美術助手の方に「ミサイル考えてよ」と頼まれ、「こんなのどう?」と提案したそうです。
「そしたらそのミサイルが曲がって感動した!ガンヘッドといえば曲がるミサイル」と熱く語っていらっしゃいました。


休憩時間にはガンヘッドへの熱い思いを語りあったり、ミニチュアを撮影したり、ガンヘッドへの思いは尽きません!
またモニターには「東宝特撮巨大生物箱」「東宝特撮空想科学箱」「ゴジラアイランド」「ガンヘッド」などのPR映像が流れ、その凝った作りにさらに会場のボルテージは上がったのでした。



質問コーナーでは『公開当時新宿アルタ前に展示されていた1/1スケール・ガンヘッドは今何処に?』との質問が。 しかし誰もちゃんとした行方が分からず、捨てられてしまったのではないか・・・という結論に。気落ちするファンの皆さんでしたが、プロジェクターに当時の1/1モデルの写真が写ると大盛り上がり!
他に『平成版「ゴジラVSメカゴジラ」の特報フィルムにガンヘッドが登場していていますが・・・』という質問も。
川北監督は「時間が無くて急いで作ったもんで・・・凄いメカニック兵器が登場する、と聞いたから・・・」とあまり追求して欲しくないご様子でした。

その他にも『私の友人について相談なのですが・・・』というプライベートなものから、『ブルーレイ化の際には幻のTV放映版も収録して欲しい!』というものもありました。




このミニチュアはDVDが発売されるという事で修復されたもの。ファンの皆さんにも見て欲しいという川北監督の熱い思いから今回のイベントが決まったとか!
でも頭部周辺の詳しい資料が無いまま修復に出したので、実際とは少し違うそうです。納品後、神谷さんがDVDメイキング用にと、川北監督に自宅にある資料を探してもらったら、当時の写真がザックザク出てきて思わず「監督!それ渡したら完璧だったのに!」

ちなみにフレームは鉄で出来ており、爪先も壁をブチ破る為に100%鉄で出来ております。そのために大変に重く、上半身を外した状態でも大人3人がかりの設置となりました。
「当時でも自称力持ちの僕ともう一人体格のいい奴とで、やっと移動できたくらいだから、そうとう重いですよ」(BY神谷さん)


<横向きガンヘッド>



大事にしてくださいね〜!
最後にはプレゼント抽選会が行われました!
商品はガンヘッド完成披露試写状(半券つき)とガンヘッド本、そしてビオランテのフィギュアや何故か超星神グランセイザーのリバイアサンのフィギュア、ナックルライザーなども登場!もちろん全てサインつき!
目玉は当時スタッフ価格で5000円もした『ガンヘッド・スタッフジャンパー』!デッドストックものです。※こちらはサイン無しでした。
当たった皆さん、おめでとうございました!



「ほぼワンシーン・ワンセットだったから贅沢な作り方だった」
「当時のプロデューサーたちにはトラウマになっているらしい」
「でもさっき『なんで呼ばない!』と某プロデューサーから電話があった」
「ガンヘッドの火薬が残っていたので使ったら凄い威力だった」
「初期設定ではバルカン砲ではなくチェーンガンだった」
「バラバ役の役者さんはバイオドロイド役として採用された」
「試写と公開版とでは少し違っている」
などなど次から次へと出てくる裏話や、TV放映版との違いなども語られ、
ガンヘッドファンには堪らない一夜となりました!



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2月23日発売 ガンヘッドDVDの詳細はこちらからご覧ください。





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