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NIKKEI NET 特集 step up with TOEIC

若手ベンチャー社長3名のTOEIC奮闘記

第4回 英語の勉強を仕事に生かす


仕事と英語

6月に支社の開設を控え、今月は自らシリコンバレーに赴いて、英語で色々な交渉を行ってきます。今までは英語の堪能な社員に行ってもらっていましたが、開設に先立ち、経営者としての手腕を発揮しなければならない局面に差しかかったというわけです。これまでは英語で会議といっても先方のプレゼンテーションを聞くだけでしたから、どうにか乗り切ることができましたが、今回はこちらからの発信力や発言力も求められるので、少し緊張しています。一方で、TOEICの受験勉強で学んだ英語力がどれくらい通用するか楽しみでもあります。

今後は、私自身が英語でプレゼンテーションをする機会も増えていくでしょうし、英語での契約書のやり取りなども行っていかなければいけません。以前、英語の契約書をいただいた際には、法律に関連する専門用語が多く、何が書いてあるのかを解読するのに大変苦労しました。特に投資関連の単語は日本語に置き換えられないものも多数あるようで、これからは米国の法律や経済に関する勉強も必要になってきそうです。

個人で勉強に励むと同時に、経営者として会社を前に進めていく、というこの2つを同時進行させるのは正直大変です。でも、社長である私が英語をがんばることで、あとに続いてくれそうな社員も出てきていてそれがまた自分への刺激になっています。米国進出を機に、社員の皆と一丸となって英語も会社も発展させていきたいですね。

エピソード:「パソコン嫌いのIT社長です」

IT関連の会社を立ち上げたにもかかわらず、実は私はパソコンが嫌いです(笑)。最初は好きだったのですが、仕事をしているうちに、「パソコンは果たして人を幸せにしているだろうか?」と考え始めるようになりました。特に、コミュニケーション手段ということで言えば、メールやSNSよりも実際に会って話す方がずっと好きですし、SNSへの依存心などは全くありません。大好きなサッカーも、プレーは一瞬のコミュニケーションの連続であり、それが醍醐味だと思っています。とはいえ、今の自分にとってパソコンがない世界は考えられませんから、あくまでも使い方次第ということなのでしょうけれど…。

Backnumber

1980年生まれ。起業して6年目。大学時代からソフトウェア開発に携わり、卒業と同時に起業。プロモバイル株式会社設立。

【百瀬社長のTOEICスコア】
  リスニング リーディング TOTAL
1回目(1/14)
225点 200点 425点
2回目(3/25)
230点 205点 435点

2度目の結果

合計10点アップ
思ったよりはスコア伸びず

リーディングは内容が理解できる度合いが上がり、もっとできたかなという印象があったので、少し残念です。ただ、1回目と同じぐらい未解答の問題を残してしまい、やはり時間が足りないことを痛感しました。スコアを伸ばすにはスピードアップが大事だと思います。リスニングのほうが相性がいいようで、ニュースを聞いたり、単語学習、会話を聞くことを集中的に勉強したこともあってか、特に単語がわかるとそこからひもづけていくことができるのを実感しました。