起業して今年の3月で丸5年になります。事業内容はWebアプリケーションの開発と販売です。具体的には、ECサイトやグループウェアの開発を行っています。起業のきっかけは、大学3〜4年生のときにソフトウェア会社でのアルバイトでWebアプリケーションのプログラミングの仕事に携わったことです。そこで、Webアプリケーションの開発の面白さと将来性を実感し、卒業研究のテーマもWebアプリケーションにしました。大学4年生になり、人並みに就職活動を行ったのですが、大手のソフトウェア会社では、今後、自分が取り組んでいきたいことが実現できないと判断し、2002年3月の大学卒業と同時に起業することにしたのです。
さて、そんな私が英語力を高めようと思った理由についてですが、まず、システムエンジニアとして、最先端の情報を収集しようと思うと、最終的には、どうしても英語のWebサイトにたどり着いてしまうということがあります。今後、この分野で新たなビジネス展開を図っていくためには、英語を身に付けることが必須であると感じたのです。
また、私はエンジニアであると同時に経営者でもあります。そのため、まずは学問として経営学を学ぼうと考え、本を読み漁ったり、著名な経営者の経営哲学を勉強したりしました。そういった中、「いずれ、留学してMBAを取得する必要がある」と考えるようにもなっていきました。しかし、そのためには英語が必要不可欠です。
さらに、今年早々には、シリコンバレーに支社をオープンし、積極的に海外展開を図っていきます。自社のことをより正確に相手に伝え、ビジネスパートナーになっていただくためには、通訳を介さず、自分の言葉で、直接コミュニケーションを行い、お互いにニュアンスなども共有できるようにすることが重要です。また、シリコンバレーは非常に生存競争の激しい場所だと聞いています。英語でコミュニケーションが取れないだけで大きなハンディキャップになってしまいます。
このような理由から、私にとってできるだけ早く英語を身に付けることが、現在の差し迫った最大の課題になっているのです。
エピソード:「英語が分かれば、外国映画を何通りにも楽しむことができます」
私の趣味は映画鑑賞で、特に「スターウォーズ」の大ファンです。自社の打ち合わせ用のロビーの棚には、私が買いためた映画のDVDが200本くらい置いてあって、社員に自由に見てもらえるようにしています。
そんな私が、最近意識して行っているのが、字幕を見ずに英語を直接聞きながら、海外の映画を鑑賞することです。そして、時々字幕を見て驚くのが、英語と字幕の日本語訳のニュアンスの違いです。どちらが正しいということではなく、日本人と外国人の文化や考え方の違いを、映画を通じて発見しているという感じです。そして、英語が聞き取れるようになることで、1つの作品を何通りにも楽しむことができるということを実感しています。これまで数多くの映画を見てきましたが、これは私にとって大きな発見でした。今後ももっと英語を身に付けて、視野を広げていきたいですね。
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1980年生まれ。起業して6年目。大学時代からソフトウェア開発に携わり、卒業と同時に起業。プロモバイル株式会社設立。
TOEICに初挑戦!
2007年1月14日(日)
公開テスト試験会場にて
年末年始に賭けていたのですが、思っていた以上に時間を確保できず、試験日当日の今日、いつもより30分早く起きて勉強してきました(笑)。18歳の時に、漢字検定を試験の3日前から勉強し始めて、全暗記し2級を取ったという成功体験の感覚が呼び起こされています。
これまでパソコンや携帯電話にTOEICの勉強用のソフトウェアを入れて、仕事の合間や通勤時間中に少しずつ勉強をしてきましたが、今の時点ではパソコンを使ったタイピングによる勉強が、一番自分に合っているのではないかと感じ始めています。ただしリスニングの方は、今後、自分に合った勉強方法を見つけ出していかなければいけないと思っているところです。