特別な女の子
/ 2008年05月06日(火)
何年前だったかも良く覚えてないけど
何年か前に、確かまだ十代だったときに
私にとびきり可愛い芸能人の友達が出来た。
多分私が19歳で彼女が18歳だったか、
とにかくこんなに可愛くて綺麗な顔は見たことがないのに
話してみると中野ブロードウェイだとか楳図先生だとか、とてもじゃないけど書けない話題とか、びっくりすることばかりで驚いた。
その時から、理由は良くわからなかったけれど、彼女は私の中で少し特別な女の子だった。
それから私たちは悪趣味な趣味が合ったのか相性が良かったのか、
良く一緒にブロードウェイに行ったりカルト映画を観たりした。
私は事務所を辞めてしまったけれど、
彼女は色んな悩みを抱えながらたくさんのことを貪欲に吸収し、
どんどんステップアップしスターになった。
それでも、私がぐちぐちと今思えばくだらないような悩みを抱えている時は
「わかるお(・ω・`)」
と味方になってくれ、
頭がハゲた時も、
「翔子もハゲてるお(^ω^)」
と励ましてくれる優しい子だった。
(ちなみに翔子は当時薄毛というか髪が細いので少なく見えた感じで、私は円形脱毛症だらけの水玉ハゲ)
そして今日はその友達、翔子の全国ツアー初日!
翔子も私もお世話になっている編集さんと一緒にライブに行くことに!
久しぶりにミオルちゃん姉妹にも会えてうきうき。
やや遅れで始まったライブ、
会場が真っ暗になり、バンドの方々がステージに上がる。
翔子の姿はまだないのに、ファンの方々が口々に『しょこたーん!』『しょこたん!!』と、喉が痛くなりそうなほどの声援をおくっている。
昔、まだ翔子が今ほど忙しくない頃、
翔子が河崎実監督の映画のヒロインを演じたので
二人で渋谷の劇場まで出かけ
「顔バレしたらどうしようね」
なんてキャッキャと話しながら劇場に入ったけれど、
客席には人っ子一人おらず爆笑してど真ん中でゲラゲラ観たのを良く覚えている。
それが今ではこんなにたくさんの人たちが翔子を待って、
翔子に会うためにチケットを買って何日も前から今日という日を楽しみにし、
グッズを買ってサイリウムを振り、
まだ現れない翔子の名前を呼び続けている。
その熱気だけで異様に胸がいっぱいになり、
自分のことでもないのに意味不明なほど嬉しくて涙がボロボロこぼれてしまい、
隣にいるミオルちゃんの妹さんと編集さんにバレないように、ティッシュで目をごしごし拭いた。
やがてキラキラした可愛い衣装の翔子が出てきて、
可愛いふりつけ、月のゴンドラ、アニソンメドレー、次々に変わる衣装や素敵な演出には思わずため息!
翔子は楽しそうにステージじゅうを走りながら、客席皆に目を配り、
キラキラした本当にアニメに出てくるアイドルみたい!
そして私はまた昔のことを思い出してしまう。
まだ仕事があんまりない頃、中野で安いパスタをすすりながら
翔子は良く、
「アニソンが歌いたいけどなかなか出来ない」
と悩んでいたっけ。
今、こうして自分の好きな世界の中で輝く彼女を見たら、
昔、彼女がなりたかった姿に、今なれたんじゃないかしら……
なんて思ったりしたら、
また胸に意味不明の暖かい気持ちが流れ込んできて涙が止まらなくなってしまって。
翔子は踊りなんてかなり不得意だったはずなのに、
こんなに頑張ってステージを駆け回り、
歌だってこれだけの曲数を間違えることなく、
なおかつ気持ちをこめて楽しんで歌うにはそうとうな練習がいったはず。
毎日忙しいのに、練習頑張ったんだろうなぁ、
翔子嬉しそうだなぁ、
本当に良かったなぁ、
なんて思いながら観ていると、
またファンの方々の気持ちのこもった声援が聞こえすぎて、
私はまたまた泣いてしまった。
もう四、五回は泣いてるのにまだ泣ける。
いつもライブで泣くことなんてないのに、
私の涙腺イカレちゃったのかしら……。
ステージの上でたくさんのライトに照らされて可愛いお洋服を着て、
たくさんのファンを幸せにする翔子はやっぱり特別な女の子で。
どう特別なのか昔はわからなかったけれど、
きっと彼女は生まれながらに背負うものが人よりもずっと多いんだ、と私は勝手に思う。
背負った分だけ悩みも多ければ辛いことや悔しいこともある。
けれど、それを体の内側から発する光に変えてしまう。
彼女はやっぱり特別な女の子だ。
彼女の幸せそうな姿を観て、
彼女を愛する人たちの声を聞いたら、
私は何回だって、何回だって泣いてしまうだろう。
出会った頃は確か私が19歳で、翔子が18歳。
今は私が19歳と52ヶ月で、翔子16歳と84ヶ月。
なんかなかなか年とらんね。
5月5日、お誕生日おめでとう。
これからも限りない幸せが彼女と彼女を支える全てに降り積もりますように。
何年か前に、確かまだ十代だったときに
私にとびきり可愛い芸能人の友達が出来た。
多分私が19歳で彼女が18歳だったか、
とにかくこんなに可愛くて綺麗な顔は見たことがないのに
話してみると中野ブロードウェイだとか楳図先生だとか、とてもじゃないけど書けない話題とか、びっくりすることばかりで驚いた。
その時から、理由は良くわからなかったけれど、彼女は私の中で少し特別な女の子だった。
それから私たちは悪趣味な趣味が合ったのか相性が良かったのか、
良く一緒にブロードウェイに行ったりカルト映画を観たりした。
私は事務所を辞めてしまったけれど、
彼女は色んな悩みを抱えながらたくさんのことを貪欲に吸収し、
どんどんステップアップしスターになった。
それでも、私がぐちぐちと今思えばくだらないような悩みを抱えている時は
「わかるお(・ω・`)」
と味方になってくれ、
頭がハゲた時も、
「翔子もハゲてるお(^ω^)」
と励ましてくれる優しい子だった。
(ちなみに翔子は当時薄毛というか髪が細いので少なく見えた感じで、私は円形脱毛症だらけの水玉ハゲ)
そして今日はその友達、翔子の全国ツアー初日!
翔子も私もお世話になっている編集さんと一緒にライブに行くことに!
久しぶりにミオルちゃん姉妹にも会えてうきうき。
やや遅れで始まったライブ、
会場が真っ暗になり、バンドの方々がステージに上がる。
翔子の姿はまだないのに、ファンの方々が口々に『しょこたーん!』『しょこたん!!』と、喉が痛くなりそうなほどの声援をおくっている。
昔、まだ翔子が今ほど忙しくない頃、
翔子が河崎実監督の映画のヒロインを演じたので
二人で渋谷の劇場まで出かけ
「顔バレしたらどうしようね」
なんてキャッキャと話しながら劇場に入ったけれど、
客席には人っ子一人おらず爆笑してど真ん中でゲラゲラ観たのを良く覚えている。
それが今ではこんなにたくさんの人たちが翔子を待って、
翔子に会うためにチケットを買って何日も前から今日という日を楽しみにし、
グッズを買ってサイリウムを振り、
まだ現れない翔子の名前を呼び続けている。
その熱気だけで異様に胸がいっぱいになり、
自分のことでもないのに意味不明なほど嬉しくて涙がボロボロこぼれてしまい、
隣にいるミオルちゃんの妹さんと編集さんにバレないように、ティッシュで目をごしごし拭いた。
やがてキラキラした可愛い衣装の翔子が出てきて、
可愛いふりつけ、月のゴンドラ、アニソンメドレー、次々に変わる衣装や素敵な演出には思わずため息!
翔子は楽しそうにステージじゅうを走りながら、客席皆に目を配り、
キラキラした本当にアニメに出てくるアイドルみたい!
そして私はまた昔のことを思い出してしまう。
まだ仕事があんまりない頃、中野で安いパスタをすすりながら
翔子は良く、
「アニソンが歌いたいけどなかなか出来ない」
と悩んでいたっけ。
今、こうして自分の好きな世界の中で輝く彼女を見たら、
昔、彼女がなりたかった姿に、今なれたんじゃないかしら……
なんて思ったりしたら、
また胸に意味不明の暖かい気持ちが流れ込んできて涙が止まらなくなってしまって。
翔子は踊りなんてかなり不得意だったはずなのに、
こんなに頑張ってステージを駆け回り、
歌だってこれだけの曲数を間違えることなく、
なおかつ気持ちをこめて楽しんで歌うにはそうとうな練習がいったはず。
毎日忙しいのに、練習頑張ったんだろうなぁ、
翔子嬉しそうだなぁ、
本当に良かったなぁ、
なんて思いながら観ていると、
またファンの方々の気持ちのこもった声援が聞こえすぎて、
私はまたまた泣いてしまった。
もう四、五回は泣いてるのにまだ泣ける。
いつもライブで泣くことなんてないのに、
私の涙腺イカレちゃったのかしら……。
ステージの上でたくさんのライトに照らされて可愛いお洋服を着て、
たくさんのファンを幸せにする翔子はやっぱり特別な女の子で。
どう特別なのか昔はわからなかったけれど、
きっと彼女は生まれながらに背負うものが人よりもずっと多いんだ、と私は勝手に思う。
背負った分だけ悩みも多ければ辛いことや悔しいこともある。
けれど、それを体の内側から発する光に変えてしまう。
彼女はやっぱり特別な女の子だ。
彼女の幸せそうな姿を観て、
彼女を愛する人たちの声を聞いたら、
私は何回だって、何回だって泣いてしまうだろう。
出会った頃は確か私が19歳で、翔子が18歳。
今は私が19歳と52ヶ月で、翔子16歳と84ヶ月。
なんかなかなか年とらんね。
5月5日、お誕生日おめでとう。
これからも限りない幸せが彼女と彼女を支える全てに降り積もりますように。