5月5日(月)信濃毎日新聞
社説「こどもの日に 格差の付けを回すな」
この春新しい学校に入った子どもたちにとって、大型連休はひと息つけるときだ。慌ただしく過ぎた一カ月を思い返す、そんな時間でもあるだろう。
元気に学校へ通っているだろうか、と気にかかる生徒がいる。
千葉の県立高校で、入学金の未納を理由に入学式への出席を許されなかった2人の新入生だ。
学校側の対応を批判すれば済む話ではない。かねて授業料の滞納に苦慮していたと聞く。保護者の自覚を問う声もある。
それでも、と思う。保護者の経済問題は子どもの落ち度ではない。門出の日に、子どもに責めを負わせる以外、策はなかったのか、との思いが消えない。
<中略>
<おとな社会の責任>
児童養護施設にはいま、親の失業や離婚、虐待などで家庭での養育が困難な子どもが多く暮らしている。その事情は複雑だ。親が行方知れずだったり、日常的に暴力を振るわれてきた子もいる。
長野県内のある施設に暮らす男の子はこの春、県立高校の入試と再募集に落ち、最後の追加募集も不合格になった。
子どもが抱える心の傷は、理解されないと「情緒不安定」や「学習意欲の欠如」とみなされがちだ。施設長は入試の面接でそれが響いたのではないかと感じている。
中学を出て働ける先は限られる。貧困の連鎖から抜け出すのは難しいだろう。施設長は「心と体がしっかりする18歳まで、学びの場に置きたい」と言う。
日本の教育予算はほかの先進国に比べて少ない。高等教育の無償化は世界の流れでもある。日本でも野党が高校授業料を無償化する法案を今国会に提出している。
授業料を払えない生徒への具体的な救済策と、同時に、親の経済格差をなくしていく失業対策や雇用環境の改善など、すぐに取り組むべき課題がある。
親が苦境にあっても、子どもが希望を失わず学べる環境を整えていきたい。それは、この社会を構成するおとな一人一人の責任だ。
1)全国データに比べて低い高校進学率
「平成17年度児童養護施設入所児童の進路に関する調査報告書」によると、平成16年度に中学校を卒業した児童の81.3%(1,703人)が「継続措置」となり、児童養護施設に入所し続けている。
措置継続児童のうち、87.7%の児童が高等学校、盲・聾・養護学校高等部、高等専門学校に進学しているが、文部科学省の「平成17年度学校基本調査」の高等学校等進学率の全国データの97.6%を約10ポイント下回っている。
また、平成17年度中(H17/4/1〜H18/3/31)に中途退学した児童は、高校進学した児童の11.7%を占めている。
さらに、全日制普通科に進学する児童の割合は、公立(27.7%)・私立(10.7%)合わせて38.4%であり、かなりの児童が全日制普通科以外の高校に進学している現状がある。
※この調査は、調査票を送付した557施設のうち、回答のあった408施設(有効回答率73.2%)の数字であり、回答しなかった(出来なかった?)3割弱の施設の実態を反映させると、かなり数値が変動するものと思われる。
* Home * 里親テレビ番組の紹介 >>
ここに書くのが適当かどうかわかりませんが、一番最近のもののようなので、書かせていただきます。
こちらには、“親の虐待 ブログ” の検索で来ました。
児童福祉施設の内情も酷い場合があるのが、こちらを見るとわかりました。
それも、もちろん酷い話だと思いますが、子供時代だけで済まない一生続く地獄もあります。
私はそういうものを見てしまいました。
また、今も親から逃げ続けたままの状態で、そういう施設にまたいつ入れられるかわからない状態です。(可能性として)
今日 検索で出た他のブログのだいぶ前の記事にも書き込みました。
ここです。
http://blogs.yahoo.co.jp/tontonton1983/14839141.html
もしかして消されたり不具合で見られない場合は、ここです(ウェブ魚拓)
http://s04.megalodon.jp/2008-0506-0224-34/blogs.yahoo.co.jp/tontonton1983/14839141.html
ここへは、“親の虐待 ブログ”ではなくて、“親の虐待ブログ”で行きました。1番上に出ました。そこに“親の虐待 ブログ”と書いてあるのは間違いです。
そこに書いたような事をどう思われますか?
こういう事に関して、理想的な事を言う(書く)ところは何もしないのが常態のようでした。
それどころか、潔癖な人やナイーブな人たちの方が怖いと思いました。
なぜかと言うと、自分たちが良い人と思えなくなる事実を否定したり排除したりするからです。
日本が民主的な法治国家だと思えなくなるような事実は、理想を言う人は排除したがるようです。
長々と書いてしまっているリンク先(もう一度こちらにも貼りますが)の医療生協の病院なんて、エレベーターの中にも、患者の権利章典なるものが貼ってありましたから・・・
長々書いてわかりにくくなっているかもしれませんが、またもっとまとめたり、項目別にしたりしてブログにしたりもしたいと思っています。
http://sky.geocities.jp/seichounomushukunin/
今、取り合ってくれて協力してくれる市民団体に繋がる協力者も探しています。
公立の機関にも働きかけたいし、法的に人権が保護された状態になるために、弁護士の協力も必要だと思います。
また別の問題の話ですが、北九州市の生活保護切り捨ての問題でも、テレビカメラもある中で弁護士立ち合いの元で役所に働きかけやっと申請が通る様子も報道されていました。
これは、頼っているのではなく、握りつぶされないため当たり前の対処方法だと思うのですが
児童虐待に取り組んでいるはずの団体で、そこに代表電話に指定された時間帯も守ってかけた時、なぜか繋がった法律事務所の弁護士には、もう大人なんだから・・と言われてしまいました。
ちなみに、そこの宣伝文句は“虐待する親の苦しみから救う”でした。
親こそいい大人だと思うのですが・・・
一見弱者の味方の顔をしながら、強者の味方の典型なんだなぁと思いました。
他にもこういうところはありました。
comment?