2008年5月5日 20時0分更新
5日午後、福岡市の市営の団地の1室でこの部屋に住む20歳の男性が死亡しているのが見つかり、硫化水素が検出されたため、同じ団地に住む住民が念のため一時避難しました。
5日午後4時半すぎ、福岡市東区原田の市営の団地に住む女性から「息子が自殺しているようだ」と消防に通報がありました。
消防と警察が調べたところ、女性の20歳の息子が自分の部屋でビニール袋をかぶった状態で死亡しているのが見つかりました。
消防によりますと部屋のドアには「有毒ガス発生中」などと書いた紙がはられ、男性がかぶっていた袋の中から硫化水素が検出されたということです。
消防や警察の呼びかけで団地の同じ建物に住む住民が一時的に建物の外に避難しましたが、今のところ体調が悪くなった人はいないということです。
警察は男性が硫化水素を発生させて自殺したものと見て、調べています。