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トルコ軍、クルド労働者党150人殺害 イラク北部侵攻

2008年05月04日01時34分

 【テヘラン=吉武祐】トルコ軍は3日、武装闘争を続けるクルド労働者党(PKK)を掃討するため、イラク北部に越境侵攻してPKKの拠点を空爆し、150人以上を殺害したと発表した。短期間に多数の犠牲者を出す大規模な越境攻撃としては、2月下旬に9日間、地上部隊がイラク北部に侵攻して以来。

 軍発表によると、イラク領内のカンディール山地への集中的な空爆を1日と2日に実施した。殺害された人の中には、PKK軍事部門の幹部もいるとしている。

 軍は先月末から、断続的に続けていた越境攻撃の頻度を増やしていた。

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