科学・IT
北海道でもH5N1型検出 野付半島のハクチョウ死骸
環境省は5日、鳥インフルエンザウイルスの簡易検査で陽性反応が出ていた北海道・野付半島のハクチョウの死骸から、強毒性のH5N1型のウイルスが検出されたと発表した。これを受け北海道は同日、家畜伝染病予防法に基づき、死骸発見場所から30キロ以内の養鶏場5戸に対し緊急の立ち入り検査を実施、異常のあるニワトリはいなかった。
環境省は今後、北海道大で遺伝子分析を行い、過去に検出されたウイルスとの関連を調査。1-4日に道内などで採取したハクチョウやカモのふんについては国立環境研究所で分析を進める。
環境省や道によると、死んだハクチョウの飛行ルートは不明。死骸に触れた獣医師ら4人に、発熱などの症状は出ていない。また1-4日に道内で死骸で見つかったハクチョウやカモ計5羽はいずれも簡易検査の結果、陰性だったという。
一方、北海道は立ち入り検査で、防鳥ネットなど野鳥の侵入防止対策について確認。鶏舎の消毒作業なども始めた。
(5/5 15:57)
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