広島放送局

2008年5月5日 18時59分更新

中国新聞の関連会社部長を逮捕


中国新聞社の関連会社の48歳の部長が5日、ATM=現金自動預け払い機に置き忘れられていた現金8000円を盗んだとして盗みの疑いで逮捕されました。

逮捕されたのは、中国新聞社の関連会社でインターネットのホームページなどを作っている「メディア中国」の部長の藤井礼士容疑者(48歳)です。
警察の調べによりますと、藤井部長は先月28日の午後1時半頃、広島市中区の銀行に設置されているATMに置き忘れられていた現金8000円を盗んだとして盗みの疑いが持たれています。
警察が現金を置き忘れた広島市西区に住む男性からの届け出を受けて捜査していたところ、銀行の防犯カメラの映像などから藤井部長を割り出し、5日逮捕しました。調べに対し藤井部長は容疑を認めているということです。
中国新聞社によりますと、藤井部長は整理部の記者などを経て今年3月から「メディア中国」の部長を務めていたということです。
これについて中国新聞社の浅井幹夫広報担当取締役は「社員が逮捕され誠に遺憾です。事実が確認され次第、厳正な処分をします」というコメントを発表しました。