Word 2003 使用中または文書の保存時に "文書は保存されましたが、音声認識データを保存する十分な空き領域がないため、データは失われました" と表示される
Microsoft Word 2002 については、次の資料を参照してください。417842 (http://support.microsoft.com/kb/417842/JA/) 目次現象Microsoft Office Word 2003 で文書を作成している時または文書を保存する時に以下のメッセージが表示されることがあります。
文書は保存されましたが、音声認識データを保存する十分な空き領域がないため、データは失われました。録音していないときは、必ずマイクをオフにし、ディスクで利用できる記憶域を確認してください。 原因Word では、文書ファイルの中に入力した文字の音声入力データや手書き入力データなどの言語データを保存することができます。このデータは、文書作成後に入力した文字の修正候補の表示などに使用されます。標準の設定では、言語データなどを文書中に保存するよう設定されています。このデータを含めて文書を保存するとき、文書ファイル自体の容量が大きくなれば言語データの容量も大きくなります。 Word は作業効率を最適化するため、自動的に音声入力データや手書き入力データを含めずに保存しようとするので、上記のメッセージが表示されます。文書を保存する場合も同じです。 解決方法言語データを埋め込まない設定と自動バックアップ機能を解除することにより、メッセージを表示しないようにすることができます。問題を解決するには、Word の使用方法に応じて以下のいずれかの手順で操作します。
方法 1 : 文書ファイルごとに言語データを埋め込まないよう設定を変更する文書に言語データを埋め込む必要がない場合は、任意の文書ファイルごとに以下の手順を行ってください。
方法 2 : 新規文書ファイルすべてに言語データを埋め込まないように設定する新規で作成する文書ファイルをすべてに言語データを埋め込まない設定にするには以下の手順を行ってください。
また、Word 2000 以前のバージョンでは、[言語データを埋め込む] の設定が既定で有効に設定されているため、 Word 2003 で表示される [言語データを埋め込む] チェック ボックスが存在しません。Word 2000 以前のバージョンで作成した文書は必ず [言語データを埋め込む] が有効な状態で保存されます。 Word 2000 以前のバージョンで作成した文書を Word 2003 で開いた場合、上述の Normal.dot に対する設定は反映されません。 方法 3 : 言語データを埋め込むために自動バックアップ機能を解除する自動バックアップ機能を解除することによってメッセージの表示を防ぐことができます。
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