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この人物のオモテとウラ 世界のナベアツ(お笑い芸人)

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●知名度は上がったけど年収は4分の1に

「1、2、サァ〜ン、4……」と「3の倍数と3のつく数字だけアホになる」芸で大ブレーク中の「世界のナベアツ」こと渡辺あつむ(38)。昨年暮れの「爆笑レッドカーペット」(フジテレビ系)で第5回レッドカーペット賞を受賞して注目され、今年の「R―1ぐらんぷり」3位となって知名度を上げた。

 あまりに単純な芸であることから、当初は一発屋で終わるだろうといわれていた。だが、「3の倍数と3のつく数字だけ憤りを感じます」「3の倍数と3のつく数字だけアホになり、8の倍数だけ気持ちよくなります」など、次々とバージョンアップ版を披露して、なかなか飽きさせることがない。

 お笑い芸人としてデビューしたのは91年。山下しげのりと「ジャリズム」を結成し、ABCお笑い新人グランプリ審査員特別賞を受賞するなど大活躍した。だが、98年に将来の不安を抱いた相方から一方的にコンビを解散されてしまう。

 これを機に、「もう一度お笑いを勉強したい」と構成作家の道に進んだ。構成作家として「笑っていいとも!」「めちゃ×2イケてるッ!」など人気番組を手がけ、ベンツを乗り回す身分になったほど成功した。一説には「年収1億円」ともいわれる(本人は否定)。2年に1回だけ構成作家として勉強した成果を、ライブで表現していた。簡単には飽きられないのも当然か。

 構成作家として成功していたにもかかわらず、渡辺は04年、再び表舞台に立った。お笑い界からドロップアウトしそうだった相方・山下にジャリズム再結成を持ちかけた。

「誰もが世界のナベアツのことを“心優しいヤツ”と言いますね。舞台上では思いっきり変な顔したりしますが、実はかなり緊張するタイプで、R―1出演中に緊張で10キロやせたというのは有名です。気は優しくて変なやつってところですかね」(テレビ局関係者)

 ピン芸人としてブレークするきっかけとなった「3の倍数」ネタは、地下道を歩いている時にひらめいた。格子状に敷いてある地下道のタイルに、2つおきに色がついていた。升目に沿って歩くうちに「1、2、サァ〜ン、4……」と色つきのタイルを踏むごとにアホのふりをしていて「いける!」と直感したという。

 もともと「松本人志以来の逸材」とさえいわれていた。漫画「天才バカボン」に触発され、アホで面白い人になりたいとこの世界に入った。現在も構成作家の仕事を続けているが、芸人活動に重心をおいているため収入は往時の4分の1に減ったという。

 芸名の「世界のナベアツ」は、世界的サックス奏者の「世界のナベサダ」をパクったもの。マジで「世界」を意識しているのか、ライブは「世界のナベアツ日本公演」と銘打つ。単純なギャグだけに、世界公演もあながち夢じゃなかったりして。

【2008年5月2日掲載】



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