群馬・高崎で硫化水素自殺、27人避難
4日夜、群馬県高崎市の民家で30歳の男性が硫化水素を使って自殺し、様子を見にいった母親が病院に運ばれました。一時、付近の住民が避難する騒ぎとなりました。 4日午後8時50分ごろ、高崎市倉賀野町の民家の2階で、この家に住む会社員の30歳の長男と母親(56)が倒れているのを父親が見つけました。
2人が倒れていた部屋では硫化水素が発生していて、長男が死亡しました。母親は回復に向かっているということです。
調べによりますと、長男の部屋から異臭がし、様子を見に行った母親が戻らなかったため、父親が2階に上がったところ、2人が倒れていたということです。
この騒ぎで、付近の住民27人がおよそ1時間避難しました。警察は、長男が硫化水素を使い自殺を図ったとみて調べを進めています。(05日02:37)
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