住宅街で硫化水素騒ぎ、殺人未遂も視野
さいたま市の住宅街で、何者かがマンションの敷地に硫化水素が入ったペットボトルを置きガスを発生させ、住民らが避難する騒ぎがありました。警察は殺人未遂の可能性も視野に捜査を進めています。 4日午前5時15分ごろ、さいたま市・北区にあるマンションの住民から「窓を開けたら異臭がする」と通報がありました。 警察が調べたところ、マンションの裏側にある生け垣にビニール袋が2つ置いてあるのが見つかりました。1つの袋には硫化水素の液体が入ったペットボトル1本と空のペットボトルが2本、もう1つの袋には硫化水素の液体がそのまま入っていました。 「イオウみたいなにおいがしていました」(付近の住民) 「(硫化水素で)自殺されたり、テレビでよく見る。イタズラ目的なのかなと」(マンションの住民) この異臭騒ぎで、マンションの住民およそ20人が一時避難しました。現場には誰かが自殺を図ったような形跡はなく、警察は殺人未遂の可能性も視野に捜査を進めています。(04日17:07)
|